冷静に考えたら、鉛筆持ったら未来の党ってすごく馬鹿にしているよな。
俺がエロゲー的体験をしている時、フェミニストは地下婚活パーティに出ていた。
それは小沢一郎にまんまと騙された、twitterで活動するデマゴーグの忠実なる下僕が望んだ未来だった。
彼らは今も懲りずに資本主義社会の被害者として、第二の未来の党を探している。
で、どうして俺達が愛音チャペルに来て地下婚活パーティを潰さないといけないとならないのかというと、それは俺達も資本主義社会の被害者だからだ。弱者だから、弱者と戦わなければならない。強者と戦っても勝てないから、弱者と戦って、確実に勝たなければならないのである。目先の利益、刹那の快楽を犬のように追い求める俺達は見合い会場へと向かう。
例えば、表現規制に反対してくれるけど外国人参政権には賛成の態度をとる政治家と、外国人参政権には反対してくれるけど表現規制派である政治家、どちらを支持するべきなのか。俺達は常に激しく葛藤を繰り返し、1分毎に支持者、支持政党を変えているといってもいい。だが、それではあまりも疲れる。考えることに疲れた者達が行き着く先がカルト、幻想のユートピアなのだ。
アイオンというカルト団体が異形化実験をするために甘い言葉で人々を騙して集めたのが、愛音チャペルの地下婚活パーティの実態だった。
婚活パーティ会場は既にアビス化をしていて、来場していた者達は醜い異形となって俺達に襲いかかってきた。そういえば、学生の頃、ブスの集団の中に一人だけ可愛い子がいた。そんなよくあるタイプのグループではブスは可愛い子をどう思ってるんだろう。
戦闘が終わった後、そばで倒れていた醜い異形が俺に話しかけてくる。
今はフェミニストでこんなことになっちゃって、信じられないかもしれないけど、私は昔、モテてたのよ。
俺は信じられなかった。だが、あの可愛い子がいたグループがブスの集団だったように、もしかしたら、この地下婚活パーティの醜い異形の集団の中にも昔可愛いかった子がいたのかもしれないとも思う。しかし、俺が見たかったのは、こんな、鉛筆を持った先にある未来ではない。