冬馬小次郎の探偵FILE ~聖黒樺学園殺人事件~探偵冬馬小次郎シリーズ第二弾。
今回は学園の七不思議的なオカルトをテーマにしたミステリーになっており、登場キャラも
前作に比べると若めで、学校制服が当たり前の世界観になっている。
しかし、シナリオが荒く、ミステリーサスペンスとしてもエロゲーとしてもいまいちだった。
エロゲーというフォーマットで、何か選択肢を選ぶ度にエロシーンがあり、コンパクトにエロが詰め込まれているのは良いのだが、どれもあまりに唐突にエロシーンに入り、主人公の夢か妄想での出来事なんじゃないかと疑ってしまう程だった。
シチュエーション的に、主人公が女性キャラの落ち込んでいるところなどにつけこんで寝取りをする場面もあるのだが、Hの前までの二人のやりとりが完全に省略されているので、盛り上がりに欠け、想像力の刺激が弱すぎで残念だった。
メインヒロイン二人に対しても同じような扱いで、手抜きという印象しか残らなかった。