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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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ベン・トー 第3話「大盛りチーズカツカレー 1080kcal」 (アニメ)



無事初の半額弁当を手に入れた佐藤。そんな折、佐藤と白粉は剣道部に所属する山原から「ダンドーと猟犬群」に入らないかと誘われる。
「ダンドーと猟犬群」とは、剣道部顧問の壇堂とその部員たちによる半額弁当の奪取を目的とするチームであり、二人は一度そのチームに参加をすることになった。そして、山原たちと共に半額弁当の奪取に成功する。しかし、おいしいはずの半額弁当を食べて佐藤はある違和感をもつ。


犬から狼へ。主人公は狼への階段を駆け上がろうとしていたが、そこに「ダンドーと猟犬郡」からの勧誘がある。同じ校内に存在する半額弁当奪取を目的としたグループで彼らのチームには狼はおらず、犬の集団だが、一人一人が弱くともチームワークで弁当を確実に奪い取っていた。チームプレイであっさりと半額弁当にありつくことが出来た主人公。しかし、彼はそうして手に入れた半額弁当は本当の半額弁当の美味しさを持っていないと感じる。

そう、戦いは孤高なものであり、労働の後のビールは格別理論よろしく半額弁当は戦いの末に手に入れて食べるから美味しいのであるという非常にマッチョなテーマで描かれた回になっていた。結果だけではなく、過程を大事してこそのハーフプライサー同好会であり、狼であるということだ。

バーチャファイターを例えに用いて、本当に楽しいゲーム(バトル)で勝ち抜いた人には二つ名(新宿ジャッキーやブンブン丸など)がついて有名になる、それが本物である、という矜持と尊敬あっての半額弁当の世界なんだと、とてもサブカルでマッチョで、でも、駄目な主人公(男)に優しい女の子がきっちり傍についてくれるところが、とても「アニメ」らしくて面白いんだけど、どこか面映くてくすぐったい、だけど、そういう青春っていいよねって思えた。

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