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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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福耳 (映画)

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フリーターの里中高志(演:宮藤官九郎)は、浅草にある高齢者用マンション「東京パティオ」の中にあるレストラン「タイムマシン」で働くことに。理由は以前入院した病院の看護師だった信長珪(演:高野志穂)に一目惚れし跡を追い、彼女がこのマンションでヘルパーとして働いていることを突き止めたため。仕事の初日、マンションの前で高志は不思議な老人(演:田中邦衛)に出会う。実はこの老人はその朝亡くなっていて、この世に未練があるからと高志に取り憑いてしまう。こうしてフリーターの若者と幽霊の老人の奇妙な共同生活が始まった。

(引用 Wikipedia 福耳(映画)


2003年の日本映画。
クドカンの初主演映画なのだとか。ただし、脚本はクドカンじゃないんだとか。

高齢者用マンションの中にあるレストランで働く冴えない青年が爺さんの霊に取り付かれ、一つの身体に二人分の人格が同居し、お互いの意中の女性を口説き落とすために奮闘するほのぼのコメディ。

爺さんが乗り移った青年が高齢者の女性に迫っていく様がほんのりグロテスクで可笑しい。
雰囲気としてはゆるゆるで優しいが、伏線が弱く、感情の溜めも作れていないので、取ってつけたような展開でドラマチックにしようとしてもこみ上げてくるものを表現出来ておらず、若干滑っている感があるのが残念。

若者も老人も変わらず寂しがりやで温もりを求め、恋とダンスで人生を潤すという構図は面白かった。作中の老人は肌は乾いていても、心は瑞々しかったのである。

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