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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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地獄甲子園 (漫画 漫☆画太郎)

地獄甲子園 1 (ジャンプ・コミックス)地獄甲子園 1 (ジャンプ・コミックス)

夏の甲子園を目指して張り切る星道高校野球部と校長の浅倉南太郎。しかし、予選一回戦の相手が外道高校と知って愕然とする。極悪非道のラフプレーを得意とする外道高校に、星道高校は過去にも試合放棄を余儀なくされたことがあったのである。一方、星道の一年玉拾いメガネは転校生の野球十兵衛に出会い、星道の番長との抗争に巻き込まれるが、十兵衛と番長は死闘の末、和解。打倒外道のため、喧嘩も野球もできるケンカ野球戦士を探しはじめるが、十兵衛は刑務所で息を引き取ったり、まったく関係ない話が入ったり、仕切りなおしたりで話は一向に進まない。結末はその総てがうやむやのうちに終わってしまった、とされている。

(引用 Wikipedia 地獄甲子園


漫☆画太郎が送る野球を題材にしたギャグ漫画。といっても、漫☆画太郎先生なので真面目に野球なんてしていない。ストーリーも支離滅裂で破天荒。
しかし、楽しい。その溢れ出るセンス。共感から笑いがこみあげてくる良く出来た日常系のギャグとは一線を画したナンセンスギャグのその絶大な威力と迫力に圧倒的でユニークなものを感じさせる。
エピソード毎に質の高いコントを見ているかのような流れが存在し、要所ではインパクトのある一発芸を決めてくれる。ギャグ漫画を読んでいるというよりもお笑い芸を見ているかのような感覚で楽しめる。
ストーリーは支離滅裂で物語として成立していないのに、著者のストーリーテラーとしてのセンスの高さが感じられちゃうという何か色々とすごい作品でした。
あの下手と云われそうな雑っぽく荒々しい絵も作風・カラーとマッチしていていいですね。うまく説明できないけど食えばわかるみたいな良さもある。

お笑いっていうのは直截的にさらけ出していくところがあるので、大なり小なりそういう錯覚に陥るものなのかもしれないけれど、漫画作者の魅力が漫画を通して分かりやすく伝わってきます。

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