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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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シマダヤ 更科そば ミニダブル





シマダヤの冷凍更科そば。ミニダブルで麺を二つに割ることができるので鍋に入れやすいです。ラップのままレンジでチンするだけで麺の調理がOKなのも手軽でいいです。
更科そばらしい、繊細でのどごしなめらかな品の良さは出ていると思いました。

さよなら原辰徳 栄光と悲劇の四番打者 (荘田健一)


さよなら原辰徳―栄光と悲劇の四番打者

 数字的に見れば原の四番打者としての成績は立派な合格点となる。
 だが、あくまでさわやかで、いつも優しかったイメージが、どうしても非難の対象になってしまっていたのである。
 原はこんなことを言っていたことがある。
「今の時代、僕みたいなタイプはファンには受け入れにくいのかも知れないね。江川さんとか落合さんとか、ああいうアウトローのタイプの方がファンは支持するのでしょう。でも、これは僕が持って生まれた性格だから、どうしようもないんです」
 原は自分の置かれている状況をちゃんと自覚していたのである。
 それでも闘志を内に秘め、あくまでもスマートに、紳士の誇りを持ってプレーする姿勢を貫き通した。
 その姿勢がどれだけ素晴しいことか、ファンは原が身も心もボロボロになって引退していく時にハッと思い出したように気付いたのだった。
 思えば長嶋監督解任以来、ずっと暗い話題が多かった巨人の中で、唯一、昔ながらの巨人の「正しい」イメージを守り通したのは原だけだった。
 ファンを大切にし、言動に気をつけ、華麗なプレーを見せ、スマートに選手生活を送る。
 もう誰もできなくなってしまったこのスーパースターのイメージを原は守り通した。

(引用 本書P2-3)


僕がプロ野球を見始めた時、家は地上波しか映らなかったので、巨人戦しか観られず、プロ野球を熱く楽しむためには、巨人ファンかアンチ巨人になるのが必要だった。僕はアンチ巨人になった。それは長嶋茂雄監督によるFA宣言した他球団の主力選手を無節操に(見える形で)獲得する姿勢が嫌だったし、どんなに負けても巨人は常に地上波で試合が全国中継されている人気球団なのだから巨人と対戦する他の球団に勝ってもらった方が全体としては面白くなるんじゃないかと思っていたからだった。

そんな頃のそんな思いだったが、原に対しては悪いイメージはなかった。見た目が爽やかだったし、僕が野球に興味を持った時、選手としてはもう落ちぶれていたところで、それでも這い上がろうとしているという印象付けに好感を抱いていた。巨人という嫌いな球団であっても、かつてのヒーローが終わりを迎えつつあるとき、それが他の球団の選手とはまた違う特殊な感情として同情してしまうのは、僕がプロ野球を浪花節の高校野球と同じ感覚で観ているからというのと、やはりあの頃のアンチ巨人は、結局のところ、巨人ファンだったからなのだと思う。

本書は原辰徳を主人公に、全編通して徹底して彼を美化、擁護する格好で書かれている。選手時代の成績と監督時代の成績を見れば、原が野球人としては優れた存在だというのはわかる。

原が人間的にどうかというのは僕にはわからない。不倫や暴力団絡みのスキャンダルが引っかかるというのもあるが、あまりにイメージを作ることにこだわり過ぎているようでピンとこない。アイドルを見ているかのような違和感と心地よさはあるが、それが巨人のスーパースターというやつなのだろうか。巨人に対するこだわりを愛であると原も著者も表現しているが、それはスターであること、アイドルであることへのこだわりなのかもしれない。そして、その固く作られたイメージを誰よりも浪花節の高校野球ファンである僕が求めているのだろう。それがまた巨人に対する愛憎の念に繋がっていて、僕をアンチ巨人に駆り立ててしまう。愛され、憎まれるには、原のような存在は「巨人」という球団には常に必要なのかもしれない。

メイトー なめらか焼プリン



焼プリンの表面のごわごわな部分って苦手な人がいるのかわかりませんが、好みが分かれそうと思ってしまう部分。
メイトーらしい、なめらかなんだけど、どこかちょっと安っぽくて、そこがまた趣きがあるプリンでした。

冒険の書00 見てるだけ





とうとう発売が来たドラクエ10。僕の手元にも来ました。でも、諸事情でWiiがネットに接続できなくなってしまったので土曜か日曜までプレイできそうにありません。
オンラインに繋ぐまでに世界観の説明兼ねたオフラインのモードが2時間分ぐらいまであるらしいのでネット接続できるようになるまでにそちらをやっておこうと思います。

なんでしょう。この醒めた感覚。祭りはね、準備が楽しいんすよ。

恋糸記念日 (漫画 たかやKi)

恋糸記念日 (メガストアコミックス)[アダルト]恋糸記念日 (メガストアコミックス) [アダルト]

年上の管理人さん・年下のキツネ娘・天然巫女さんに金髪サンタ姉妹 etc… 個性的で可愛くて、ちょっぴりHな彼女達を貴方が全部独り占め♪ 超待望の処女単行本が美麗カラーをたっぷり50ページ収録し、 いよいよ貴方のもとへ参ります★

(引用 amazon 恋糸記念日 (メガストアコミックス) [アダルト]


エロ漫画って商業単行本も同人誌も表紙はエロゲーの気合入ったCG並にクオリティが高いのに、肝心の中身の漫画の世界で動くキャラは全然違っていてその落差にがっかりということがありますよね。でも、この漫画は違います。むしろ、表紙のクオリティが中身の絵に比べて抑えられているんじゃないかというぐらいです。
話の筋自体はエロ漫画のジャンルでのオーソドックスなラブコメといった感じなんですが、端正なキャラと一つ一つのシーンの構図が丁寧で、エロゲCGをそのまま動かしているような高いクオリティの漫画を楽しめます。所謂萌え系タッチのエロは肉体から衣装下着まで質感バッチリ。このエロ漫画がすごい!

サントリー ペプシ 塩スイカ



ペプシの塩スイカ飲んでみました。うん、「スイカ味」でした。若干、塩味が後に広がります。スイカバーなんかを溶かして飲み物にしたらこんな感じでしょうか。

種まく子供たち 小児ガンを体験した七人の物語 (佐藤律子)

種まく子供たち―小児ガンを体験した七人の物語種まく子供たち―小児ガンを体験した七人の物語

僕がいる病院の院長に「あなたのようなガン(骨膜肉腫)患者は、日本に十人もいませんよ」とはっきりいわれたとき、ショックはなかったです。逆に、僕は「じゃあ、僕が治ったら第一号ですね」といったのです。それからですね。精神的に浮いていた自分が、今のように地面を見つけ、前に歩き出せるようになったのは。今はガンになった自分が好きです。だってガンは僕の家族を強く結びつけたし、自分の性格もかわってきました。内にこもる性格から外に出す性格へとね。もしかしたら僕は暗闇に身をひそめてふるえながら死んでいったかもしれない。でも僕には僕のことを思ってくれる親友がいました。そして好きな子も……。フラれたけどね。そしてなにより両親がいたのです。
   拓也の手紙より

(引用 本書P173-175)


息子を小児ガンで亡くした経験から、小児ガンの子供たちをなにかの形で応援したいという思いでつくられた小児ガンの体験談集。闘病している子供たちは、元気の種や勇気の種、思いやりの種など世の中にたくさんの「種」をまきつづけており、その種がいつか芽ばえ、たくさんの人の心のなかで育つことねがって書名を『種まく子供たち』としたのだとか。

この手の本が意図していることに、厳しい現実に必死に立ち向かっている人たちの姿への感動と、当たり前のように生を戴いている今の自分を考え直す作業への導きがある。これは親の子に対する接し方であり、子の親に対する接し方にも云える。

自分が、もしくは自分の子どもが、小児ガンであることを宣告された時、余命がわずかであることを宣告された時、少しでも運命に抗おうとし、残された時間を精一杯生き抜く姿とそれを支える存在は確かに感動的だった。
高額の医療費という金銭的負担を背負い、子どもにつきっきりで看病できる程度に時間に融通を利かす、これを子どもへの愛とやり遂げてみせた、胸を張れる人達が集められている。
借りぐらしのアリエッティの翔のようなケースがこの七人の物語の裏にどれだけ隠されているか僕は知らないが、本書が伝えているのは子どもたちのひたむきで純粋な姿だけではなくて、それを支え、子どもと一緒に病と闘う親の姿も熱く伝わってきた。

自分も本書に励まされた。だが、一生懸命生きようというよりは、運命は残酷で、人間死ぬときは死ぬのだから、今を気楽に生きてもいいんだ、という風に自分を肯定することができた。そして、自分とは違い、今を一生懸命生き抜こうとしている人、それを支える人については、そういう現実があることを受け止めている彼らの労と温かさに対して、自分の中で感謝をしたい。

明治ブルガリアのむヨーグルト 朝のフルーツミックス



明治ブルガリアヨーグルトの飲みやすさをそのままに、キウイ、オレンジ、バナナのフルーツがミックスされています。キウイとオレンジの酸味とバナナのまろやかさがいいバランスで調和されていたんじゃないかと思います。

下級生 (ゲーム SS)

下級生下級生

下級生を知っているか。今から下級生の話をする。下級生というのはエルフというエロゲーメーカーのエロゲーなんだけど、今から話す下級生はエロゲーをセガサターンに移植した、子どもがプレイしても大丈夫な方の下級生だ。でも、このゲームは18歳未満禁止ではないけれど、18歳以上推奨という日本語マジックによるレッテルを貼ることで、ビジュアル的には下着ばっかりの、テキスト的にはセックスが当たり前に存在する、とてもコンシューマーゲームとは思えないようなエロエロゲームになっている。僕は当時、「子ども」だったけど、このゲームに出会った。

僕はセガサターン派だった。それは思春期における反抗期のように任天堂の子ども臭さに対して嫌悪感を抱いたとか、アンチソニー(プレイステーション)だったからとかではない。むしろ、僕はFF7がやりたかったし、闘神伝もやりたかった。その意味では、プレイステーション派だったといえる。
だが、たったひとつ、セガサターンを選択するきっかけになったものがあった。エヴァンゲリオンのゲームがセガサターンで出たのだ。これは大きかった。他にも爆れつハンターなどテレ東系のアニメをゲーム化したものが、セガサターンで出た。
僕はエヴァンゲリオンをきっかけに大きなお友達向けアニメにはまったクチで、当時は何よりもその世界が大事だった。そこから声優を知って、林原めぐみや国府田マリ子のラジオを聴くようになったし、アニメイトにも足を運ぶようになった。

僕はエヴァンゲリオンが大好きだった。エヴァのためにサターンを買っちゃうぐらい好きだった。一番初めの劇場用エヴァ「シト新生」のあまりの中途半端な出来を許せたぐらい好きだった。
それぐらい好きだったから、エヴァンゲリオンのゲームはサターンだけではなく、Windows用にも「鋼鉄のガールフレンド」という名前でゲームが出るという情報を耳目にした僕はパソコンゲーム雑誌も買った。それがコンプティークだった。
僕は鋼鉄のガールフレンドの情報を集めるためだけにコンプティークという雑誌を購読し続けたのだ。コンプティークを知っているだろうか。当時、僕の目から見たコンプティークはコーエーの歴史SLGやルナティックドーンのような硬派なゲームのリプレイ記事や一般向けキャラゲーの特集にエロゲーも当たり前のように混ぜた、なんでもありというような雑誌だった。そういう時代だったのかもしれない。

僕がブログに映画の感想や食べたものなどとごちゃ混ぜにして、ためらうことなくエロに対する感想をアップしているのも、コンプティーク(とセガサターン)の影響は大きい。
ネットが、やましいもの、後ろめたいもの(性)に対して、アカウントを切り分けて、潔癖な自分だけを見せる場にしていいのかという思いもある。

コンプティークには当時、エロゲーとエロアニメのエロシーンを詰め込んだ袋とじの紙の特集企画があった。僕はそこで性を知った。
皆さんは高校生にもなって射精や赤ちゃんの作り方を知らない女性をどう思いますか? 本作『下級生』のヒロイン結城瑞穂がそうだが、そういう設定のキャラについてどう思いますか? 童貞の妄想乙だと思いますか?

恥ずかしながら僕は高校生になって、コンプティークによるエロゲーのエロシーンを知るまで、性についてかなり奥手だった。勿論、爆れつハンターのようなあかほりさとる系のアニメには性行為のメタファーが散りばめられていたし、外国映画にもベッドシーンがあったのだが、著しく情欲を煽られる形で具体的なものを見たのはコンプティークが初めてだった。
それは衝撃だった。首輪をつけた女の子がポコチンを舐めているのだから。ただ、重要な部分にはモザイクが入っているわけですので、ポコチンだとわかっているのだけど、いまいちポコチンだと認識できなかった。それはなぜかといえば、そこに描かれたペニスがキノコの形をしていたのだけど、僕のは包茎だったので、当時は包茎ということも知らなかったけど、皮を被っていたので、よくわからなかった。なにかこう、勃起以外にも特別変形があるのかとか。うまく想像できなかった。

それでもコンプティークの購読をしているうちに、性についての興味関心が煽られていき、とうとう高校1年の冬休みに初めてのオナニーに成功し、自発的行為による射精を経験する。

さて、セガサターン用の下級生が出るのが1997年の4月25日である。それは僕がオナニーを覚えて猿になっていた高校2年の春のことだった。前年より鋼鉄のガールフレンドの記事を目当てにコンプティークを購読していた僕は、下級生も雑誌で大きく取り扱われていたので注目していた。しかし、僕はPC-98マシン(パソコン)とやらを持っていなかった。僕はただ、雑誌を読みながら卯月学園(ゲーム内の舞台となる高校の名前)での生活に憧れていた。

それは既に鋼鉄のガールフレンドを諦めていた頃だった。サクラ大戦やときめきメモリアルにはまっていた頃だった。僕はとてもウインドウズマシン(PC)は高くて買えない。特に鋼鉄のガールフレンドを動かすにはいいパソコンを買わないとだめだというから、霧島マナ(鋼鉄のガールフレンドのヒロイン)については諦めようとしていた。後(1998年)に、鋼鉄のガールフレンドはセガサターンでも出るのだが、この時はそんなことを知る由もなかった。

もう鋼鉄のガールフレンドを諦めた僕にとってコンプティークはコーエーのSLGのリプレイ記事とエロゲーのエロシーンを見るためだけのものになっていた。そんな傷心の僕を救ったのが下級生サターン移植の報せだった。

信じられなかった。いや、期待はしていた、セガサターンには18禁の、いつまで経っても中古で安くならない野々村病院の人々などのようなエロいらしいゲームが出ていたからだ。

実際にサターンで下級生が出ることを知った時、僕は絶対このゲームを買うことを決めた。雑誌の記事をみるだけで、このゲームはやるべきゲームだと感じ取っていた。パンツが見えるゲームだったから。僕はサターンを選んだことを感謝した。エヴァンゲリオンに感謝したし、シト新生を許したし、少年エースに読める漫画が全然ないことも許した。

高校2年、1997年、僕は新しいクラスで1年時の男子クラスメイト全てとバラバラにされていた。孤立していたわけではないが、1年時のクラスメイトの方がウマがあっていたので心細さはあった。

下級生は新宿のヨドバシカメラで買った。4月の終わりだったか、5月の初めだったか、鎌倉への遠足があったのだ。高校になってから、僕は千葉駅の繁華街に繰り出すことが多くなり、セガサターンやサターンのソフトは千葉のヨドバシカメラで買っていた。

ヨドバシカメラで買うと、ポイントカードを作るわけだが、そこで住所登録をしたからか、やがてヨドバシカメラの会報が届くようになった。会報には全国のヨドバシカメラの店舗が掲載されており、僕はヨドバシカメラによってサターンに導かれた者として、新宿のヨドバシカメラには一度は行ってみたいと思っていた。

その機会が訪れたのが、鎌倉遠足だった。高校生の遠足なので現地解散となり、帰りはフェリーで房総半島に帰るなりして自由にしていいと教師は言った。僕はフェリーには乗らず、何人かのウマの合う友達と新宿へ向かった。ここからが俺たちの本当の遠足だった。俺は下級生を求めて鎌倉から新宿へと向かった。

新宿はそうだね、迷路だった、僕みたいなカッペにはどこに出ればヨドバシカメラに行けるのか全然分からなかった。新宿西口っていうから、西口から出てるはずなのに、何故か都庁に出てしまうという、そんなことを何度か繰り返しながら、ようやくヨドバシカメラについた記憶がある。

西口だったのかどうかは結局わからなかったが、たどり着いたヨドバシカメラは千葉のものに比べて貧相だった。ゲーム売り場のある棟は縦に長く、敷地面積を狭く感じるものだった。僕は新宿に絶望した。それは、東京駅の京葉線ホームまでの距離と同じぐらい僕を現実というものに対して疲れさせた。

でも、下級生は良かった。これは思い出があるからだけじゃない。下級生は本当に素晴らしいゲームだった。今度、また、PC版の感想として、ゲームについては書こうと思うが、男を救う純粋さを放つ少女たちの姿と、見事なまでに統一された清楚で野暮ったい白くて眩しい下着に僕は救われた。

僕にとって下級生は青春そのものなのです。あなたが、今、送っているような青春を、僕もかつて送った。堂々といこう。

ローソンセレクト スモークタン





ローソンセレクトのスモークタン。豚タン。製造は日本ハムファクトリーとのこと。
レモンの酸味が利いたスモークタンはコリコリとした食感がしっかり楽しめました。105円でこれなら十分満足でしょう。おつまみとして手軽にチョイスできますね。

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