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読んで遊んで沈んだ記憶

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ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー (映画)

ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー [DVD]ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー [DVD]

裕福な家庭で生まれ育った春麗<チュンリー>。しかし、幼い彼女の前で突然、悪漢に父が拉致されてしまい、そのまま父の消息は途絶えてしまう・・・。それから10年後、ピアニストとして成長した春麗だが、母親も亡くなり天涯孤独に・・・。
そんなある日、彼女の前に不思議な男、元<ゲン>が現れる。彼は春麗の父親をさらった、秘密結社《シャドルー》と戦い、ずっと彼女を見守っていたのだ。元は春麗に「父親は生きている」と告げる。しかし、再会をするには真のストリートファイターとなり、巨大な敵と闘わねばならぬことを…。今、美しきストリートファイターの過酷な運命が幕をあける。

(引用 amazon ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー [DVD]


2009年のアメリカ映画。
カプコンの格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの女キャラクター春麗を主人公にしたハリウッド実写作品。最近のストリートファイター作品は女キャラも沢山いるが、一番最初にストリートファイター2に女性プレイヤーキャラとして登場したのが春麗で、作品と共に大きな支持を集めた。

映画はその春麗が闘うきっかけになったエピソードを参考に製作されており、ストリートファイター2よりも前の世界を描いたZEROシリーズに時代が設定されている。登場キャラクターも、元やナッシュなど、ZEROの面々が活躍する。
ただ、そういったマニアックな路線を期待させる要素を匂わせながらも、実際は原作をほとんど名義借りしただけのアメリカナイズされた陳腐なサスペンスアクションに堕とされてしまっていた。

ビジュアル的には春麗は凛々しかったが、ゲームにあったチャイナドレスを基調としたデザインなどのユニークで映える服を着ることがなく、インパクトが弱め。実写としてのリアルな世界観を壊さないようにとの配慮なのかもしれないが、アクションシーン含め全体的に原作へのリスペクトを大きく欠いた印象を抱いてしまう出来だったので、原作ファンとしての思い入れと共に楽しむ要素が著しく少なくがっかりさせられた。
他にも、元が若すぎたのと、ベガの威厳の無さが気になった。

好きな、それも日本のゲーム作品がハリウッド映画化されるってすごいことなんだろうけど、その分、作品がすごいしょぼかった時の落胆はなかなかきついものがあるなと改めて思った。映画化決定にあまり期待してはいけませんね。観るまでのワクワク感も映画の楽しみ方の一つではありますし、観た後の落胆もまた楽しみの一つという面もあるのでしょうけども……。

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