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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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ピザボーイ 史上最凶のご注文 (映画)

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ニック(ジェシー・アイゼンバーグ)はいつも30分という配達時間を守れないしがないピザ屋の店員。親友のインド人チェット(アジズ・アンサリ)とつるみ、怠惰な生活を送っていた。
時同じくしてこれまたどうしようもない生活を送っている二人の若者ドウェイン(ダニー・マクブライド)とトラヴィス(ニック・スウォードソン)。
二人は父親を殺す、殺し屋への報酬10万ドルを他人に強盗させるため、ゴリラと猿の覆面をしてニックを拉致し、9時間時限式爆弾を固定してしまう。
窮地に陥ったニックはチェットと即席強盗タッグを結成! おもちゃのモデルガンと覆面と共に、この無謀な銀行強盗は成功するのか!?

(引用 amazon ピザボーイ 史上最凶のご注文 [DVD]


2011年のアメリカ映画。
ピザ屋の配達員をしているが時間にルーズで配達時間を守れない主人公ニックとその友人チェット、元軍人を父親に持ち、厳しく接せられながらも怠惰な生活を送る男ドウェインとその友人トラヴィス。二組の若者コンビが織り成す軽妙なコメディ。
財産目的で父親殺害を計画するドウェインは、殺し屋を雇う金を工面するために、ピザ屋の配達員としてやってきたニックに時限式爆弾を固定させ、銀行強盗をするように脅す。

下ネタやブラックユーモアを織り交ぜた下品だけど機知に富んだ会話がなかなか楽しめる。
娯楽映画としては人物間のやり取り以外に見所はあまりないのだが、構図として、一連の銀行強盗の話の流れには、底辺に生きるアメリカの若者たちがまともな生活をするために、一攫千金による人生の大逆転を狙い、他人を利用し、法に背いた行為に突っ走る悲哀と愚かさと、それを撥ね除けるアメリカ(銀行)の強固な監視社会の厳しさと無慈悲があり、結局、弱者同士が傷つけあうだけの結果に終わってしまっているところまで、社会批判的に、しっかりユーモラスに描かれているところは面白かった。

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