夏休み。暑い日が続いているため、商店街はいつもより人足が少ない。
たまこはお客さんを呼び込むため「商店街でお化け屋敷をやりたい」と提案する。
お化け屋敷制作を頑張るたまこ達だったが、商店街では不思議な現象が次々と起こり始める。
すったもんだの大騒ぎ。終わりよければすべてよし。今は眠るよ、ひたすらにほのぼの回。商店街を盛り上げようとたまこ達仲良しグループはお化け屋敷を企画する。学生の作る精一杯の「お化け屋敷」という空間と、それに合わせたかのように起きる怪奇現象に本気で大騒ぎする商店街の人達。そして、お化け屋敷に本気で怖がる担任の先生。
高校生の作るお化け屋敷だし、子ども騙しのクオリティでもあるのだろうが、決して馬鹿にせず、本気で向き合い、作り手に最大の敬意を表する周囲の人々の温かさ。メタ的に、このアニメの目指すものとそれに対する寛容さを求めているようなメッセージが発せられている作りになっているのが面白かった。洗練されたプロの技術が生み出す精一杯の手作り感覚のアニメ、それがたまこまーけっとなのかもしれません。