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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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明星 チャルメラカップ しょうゆ







チャルメラカップ麺のしょうゆ味です。醤油スープが薄めで優しいのにコクがあって美味しかったです。チャルメラおじさんのカマボコ(なると)がかわいい。

2012/07 夏は夜



夏は夜がよい。ということで、昔の話をしようか。昔の話というのはそれ自体ちょっとしたホラーだからね。それをネットに公開するんだ。もしかしたら検索サイトやどこかのSNSとかを経由し、昔、どこかで僕と接点があった物好きな人がここまで辿り着いて見ているかもしれない。それもホラーといえばホラーかもしれない。でも、それは文章を投稿した僕よりも見ている側のほうがホラーだろうな、と経験上思う。

僕がインターネットに初めて触れたのが、1999年だった。どんな年だった? まさか生まれてないとか言うんじゃないだろうな。シャレにならないからね。今すぐヤフーに戻った方がいい。

インターネットをするきっかけになったのは友人宅で体験し、ゲームの攻略情報がインターネットなら無料で得られることに深く感銘したことだったが、そのゲームは『こみっくパーティー』というアダルトゲームだったので、エロサイトを見るためににネットを始めた人とあまり変わらない。

こみっくパーティーが発売されたのが99年の5月だから、僕がインターネットを始めたのは6月ぐらいだったと思う。8月の終わりにはホームページビルダーで作った拙いホームページを公開したのを覚えている。ヨドバシカメラでホームページビルダーを学割で買ったんだ。

インターネットは楽しかったよ。勿論、今も楽しいけど。今でこそ僕もネットで実名もありなのかなと思っているし、実際にGoogle+では一応実名で登録しているけど、昔は怖かった。大したことはない、誰も俺の名前なんて検索しないだろうし、しても同姓同名がいるんだから、わかってはいるけれど、怖かった。それはその頃に自分が吸っていたネットの空気が実名に対する忌避感に満ちていたというのもあるんだが、やはり自身が若くて痛かったというのが大きい。自分は世界で一番恥ずかしいマスターベーションを晒しているんだという意識に支配されながら好き勝手やり、都合よく恥らっていた。

twitterやブログで若い人が全力で痛いこと、毒々しいことを吐いてるのを見ると昔の自分を見ているようで懐かしさとむず痒さがあるし、言動が行き過ぎたことから大勢に叩かれてコミュニティから立ち去らざるを得なくなるシーンに遭遇すると胸が詰まる。というのは、綺麗事で、本当はゲラゲラと笑いながら見てるあたり自分は今でも痛いままなのだが、それも含めて、インターネットの魅力というのは、素を演じる事ができるところではないだろうか。

僕の実名の下に投稿された文章は、規定する立場というものによって捉え方が大きく変えられてしまうのかもしれない。あなたの中の私のイメージとそこからのギャップによって、コメディにも悲劇にも映るのかもしれない。でも、それが確かに僕なのだ。嘘偽り虚栄の類が紛れているかもしれないけれど、それもまた素を演じているものなのだろう。
僕が言いたいのは、僕を理解してくれ、ということではなくて、魅力的なあなたを理解するためのヒントをもっと出しておくれ、ということだ。姿の見えないあなたを知って、モニターに映る惨めな自分の姿をちょっとだけスマートに演出することができる。それがネットの楽しさなのだから。
とても怖いことだし、それで後悔したこともあったけど、それでも僕はあなたのことが知りたい。

エスビー なっとくの牛丼



なっとくの親子丼には納得できませんでしたが、牛丼は親子丼に比べれば少しはマシだと思いました。肉がぼそぼそでこちらも安っぽいのですが、味付けがマイルドで、甘いのだけど優しい感じでした。

ポッカ 白ぶどう香るおいしい水



すっきり仕立てのぶどう水。マスカットっぽい味でした。JT風に云えば、白ぶどうの天然水といったところでしょうか。

フェザー 薬用ハイシェーブ



シェービングフォームなんて安ければ安いほどいいなんて考えてませんか? 僕はそう考えています。僕が良く行くドラッグストアはツルハドラッグなんですが、そこで大体一番手頃なものとして目に映るのがこれ、フェザーの薬用ハイシェーブです。僕と同じタイプの人、そんなに少なくないはず。

ゲゲゲの女房 (武良布枝)

ゲゲゲの女房ゲゲゲの女房

 私は、身長が一六五センチもあって、当時としてはものすごく背が高いほうでした。女学校に入るときには、後ろから四番目ぐらいだったのに、卒業するまでの間にひょろひょろ伸びてしまい、学年でいちばん背が高くなってしまったのです。私が引っ込み思案だったのは、身長が高すぎるというコンプレックスもあったかもしれません。だから、結婚に対しても、私自身、ちょっと臆病な面もありました。
 でも、もうそんなこと、いっていられません。祖母も亡くなり家業に人手が足りるようになった以上、この家を出て行くことを真剣に考えなければならないと思ったのです。それはつまり、どこかの人と結婚して、その家に入るということでした。ひとりで生きていく技術も経験もなく、誰かに頼って生きていくしかない私にとって、家を出る唯一の方法が、結婚でした。
 でも、自分で相手を見つけるなんてことは、とてもできません。チャンスがないというのではなく、そういう発想すら、私の中のどこをさがしてもなかったのです。こういうと、いまの若い人には奇異に聞こえるかもしれませんが、都会ならいざ知らず、当時の地方では、見合い結婚が当たり前で、恋愛結婚などとんでもないという時代でした。ですから私は、誰か、いい縁談を持ってきてくれないかしらと、ひたすら願っているだけでした。そのころ、よくお墓参りに行っては「私が縁付いていくところが、幸せでありますように」と祖母にお願いしていました。

(引用 本書P27-28)


水木しげるの妻、武良布枝による自伝。
2010年にNHKの連続テレビ小説としてドラマ化もされ、その夫唱婦随を地で行く保守的なスタイル、まだ貸本漫画家だった頃の水木しげると結婚し、貧困生活を共にし、夫を支え続けたという良妻賢母ぶりが注目を集めた。

水木しげるは自伝『ねぼけ人生』の中のあとがきで、「自分の貧乏生活をふりかえってみたところで、少しも面白くない」「いや、この貧乏ってのが、今は珍しいんですよ。だって、今、貧乏ってのはあまりありませんからねえ」「貧乏ってのがそんなに珍しいのかなあ」と、編集者とやりとしているが、ゲゲゲの女房における結婚観、男女観といったものもまた同様であろう。

読んで、思ったのは、当時の空気であり、著者のような保守的な考えの女性だと実家から出るには結婚して男性に自分の人生を委ねるしか方法がなかったのだなということ。

一人の男性の双肩に自分の人生がどうなるかのほとんど全てが懸かっているのだから、大変な博打だが、だからこその波瀾万丈のドラマになっている。
本当は貧乏で生活が苦しいのにそれを隠したまま見合いをした水木しげるは相当にひどいと思うのだが、著者が根に持っていないのは、後で水木が成功したからというのではなく、自身の直感と実感による水木への好意と、見合い相手の査定に厳しかった尊敬する父親が認めた男だったこともあるのだろう。

「人生は終わりよければすべてよし」という著者の言葉も、最終的に水木しげるが成功して大金持ちになったからというわけではなく、貧困生活を支えた自身の健気さが際立つことへの照れもあるのだろうし、また、本書の温もりあるサクセスストーリーの裏には著者のような幸福な家庭に恵まれなかった多くの女性達の涙が流れているし、水木しげるのようになれず売れないままペンを折ることになった多くの作家達の血が流れているという残酷な現実があり、水木の横で関わってきた人たちへの幸せを願う優しい眼差しを感じさせた。そういう人柄の良さと厳しい人生を送った経験の凄みを本書からは感じることができた。

そして、結婚して妻でいることってすごい才能と努力がいるものなのだな、と。

ニチレイ えびピラフ





真打登場、ニチレイの冷凍えびピラフといったところでしょうか。
シンプルという印象だったトップバリュのものに比べて、具の種類が多く感じるし、コクがあって風味が豊かです。

心霊写真部 弐限目 (映画)

心霊写真部 弐限目 [DVD]心霊写真部 弐限目 [DVD]

2010年の日本映画。
壱限目の続きとして「落ちる女」「うしろの手」「黒いおともだち」の3つのエピソードが収録されている。

前作同様、ライトな若者向けホラーとしてはなかなかスリリングで捻りのある出来になっているものの、若干キレがなく冗長にも感じさせられた。
前作と今作の本編を通して張られていた伏線は結局回収しきれておらず、マスク殺人鬼という存在とは一体何なのか、これまでの心霊現象にどういう風に関わっているのか、謎の女子高生の正体は、そのあたりを仄めかしながらまた次回作以降へと期待させようとしているが、現時点でまだ参限目は製作されていないとのこと。次回作は本当に作られるのだろうか。
本作で決着させる機会はあったように見えたが、そうさせていないところに拍子抜けした。作品のテンポが鈍ったのはどう決着させようか迷いがあったからだろうか。という見方をしてしまう。

エスビー なっとくの親子丼





安さがウリの105円レトルト親子丼。親子丼というよりも、卵スープ丼のような水っぽい緩さ。鶏肉には弾力がない。化学調味料のようなたるんだ旨味が強めに主張されている。などなど、安いのだから仕方ないだろうとはいえ、なんとも安っぽい親子丼になりました。

心霊写真部 壱限目 (映画)

心霊写真部 壱限目 [DVD]心霊写真部 壱限目 [DVD]

ゲームから映像作品まで手掛けるホラー界のマルチクリエイター・福谷修原作の「心霊写真部」を映像化したシリーズ第1巻。ごくごく普通の生活を送っていた高校生・二宮佳夕は、ふとしたきっかけで写真部に入部するが…。第1話から第3話を収録。

(引用 amazon 心霊写真部 壱限目 [DVD]


2010年の日本映画。
「廃墟できもだめし」「カラオケボックスの顔」「心霊プリクラ」の三つのエピソードが収録されている。
心霊写真部という普通に考えたら新興宗教の学生組織なんじゃないかと疑いかねない怪しさのある高校の部活動を拠点に、エピソード毎に異なるそれぞれの心霊写真からティーンエイジャー(高校生)がオカルト現象に巻き込まれていく様が描かれている。

如何にも低予算作品という苦しさはあるものの、話の筋はよく考えられたものに捻りが効かされていてそれなりに趣深く、演出もベタな恐怖映像を効果的に用いることに成功している。

主演の中村静香はグラビアアイドルとのことだが、なかなかの演技で、作品にうまく溶け込んでいた。やや主張が弱く、脇を固める役者がこちらも若いながらもなかなかの演技で、それでいて個性的であるからその魅力に対抗できず主人公が埋没してしまった感はある。ただ、良い意味で主人公が平凡であるという見方もできる。

自ら進んでわざわざ危機に陥ったり、近くで仲間が苦しんでいるのに思いつきの解決方法を実行するためにその場を何の配慮もなく離れてしまうなど、場面を作り手に都合よく展開させるために登場人物に不可解な行動を無理やりとらせてみたりするホラー映画らしいお約束を細かい点として気にさせてくれるところも含め、よく出来た面白い作品だったと思う。
しかし、続編に期待させようとするミステリアスな伏線が本編通していくつか張られているものの、エピソード毎に完結するドラマの出来が良い反面、伏線は安っぽいラストを想像させるだけの陳腐なものでしかないのがどうかなといったところではある。

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