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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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デモニオン ~魔王の地下要塞~ (ゲーム PC)

デモニオン~魔王の地下要塞~[アダルト]デモニオン~魔王の地下要塞~ [アダルト]

元アトリエかぐやのスタッフが中心になって立ち上げられたという新ブランド、アストロノーツのシリウスの処女作。

主人公は復活した魔王となって軍を率い、人間達の侵略から防衛しつつ、町や城を侵略していく。SLG要素のあるゲーム。
SLG面は所謂タワーディフェンス(TD)でモンスターやヒロインユニットを配置して後は基本的にオートの戦闘。
プレイヤーが操作できるのは基本的にユニットの召喚・配置・回収と罠・施設の設置・撤廃だけです。
序盤はこちらのユニットが弱く、配置したユニットがすぐにHPが少なくなるので死ぬ前に回収して回復したらまた再配置といった作業を繰り返すのに忙しい高難易度ゲームのですが、ユニットが育ってきて、ヒロインユニットも揃え、回復施設が建つようになると後はユニット配置したまま敵の数が減るのを待つだけのぬるいゲームになっていきます。
ところどころにゲーム性をあげるための工夫が見られるのと、世界観とストーリーが良くできているのでキャラへの感情移入も相俟って、TD系のゲームにしてはかなり楽しめましたが、もう少しやりこみ要素やアイテム装備要素、スキル変更などのいじれる要素があると嬉しいかなと感じました、
後、ユニット配置の作業が若干やりにくく、そのあたりでUIの使い辛さも感じました。

戦略パートの制限ターンが厳しいのですが、育てたユニットを引き継げるのでゲームが苦手な方でも時間をかければ周回するごとに徐々に先に進める事ができ、自分のペースで攻略することができます。

ゲームそのものとしてボリュームがすごいわけではないのですが、シナリオは割とコンパクトなボリュームの中で人間関係と各キャラクターの個性、そして背景をうまく描いており、魅力的な世界を作り出すことに成功しています。
これがTDという単調になりがちなゲーム面へ反映され、いい意味でキャラゲーになっています。

シナリオはコンパクトといってもHシーンはかなりのボリューム。
陵辱メインですが、すぐに魔王様に堕とされてといった風になります。
ややワンパターンなのが気になりますが、シチュエーションはかなりあるし、M&M氏の艶やかな絵が好きなら間違いなく買いの出来。

続編がありそうな終わり方をしましたが、ゲーム面もシナリオ・世界観もまだまだ拡張していけそうな将来性がありそうな素材を作るのに成功したと思います。
新ブランドの処女作としては非常に完成度の高い、ファンの心を掴むのに成功した作品になっています。

同ブランドの次回作も大きく期待させられる魅力的な一本でした。



自分のお気に入りはレイリス、アーウィン、ヒミカでした。ベタベタですね。

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