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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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俺が主人公 ~ナカに入って俺がダす!~ (ゲーム PC)

俺が主人公~ナカに入って俺がダす!~[アダルト]俺が主人公~ナカに入って俺がダす!~ [アダルト]

イリュージョンによる本作は如何にもアニメスタイルなビジュアルの女の子がテーマ。
よくいえば丸っこくてぷにぷにしててかわいらしいのですが、女の子のモデルがあまりにコミックテイスト過ぎて癖があり、好き嫌いが大きく分かれそうなものになっていますね。二人のヒロインいずれも如何にもアニメというタッチを活かしたロリタイプにしているところに潔さを感じました。

ゲームとしてはすくぅ~るメイト2のようなシンプルなオカズモノになっていて、システム面に煩わしさがなく、女の子のかわいさをささっと堪能できる手軽さがいいです。

Hシーンのパートがアドベンチャーパートと同じくよくあるエロゲーのようなメッセージウインドウを表示させ、主人公とヒロインのやりとりをテキストで出しながら展開していく形式になっているので、主人公(男キャラ)の個性と存在感が目立ち、それを利用してエピソード毎にストーリーが組み立てられています。このあたりも内容・システム共に若干癖があるので好き嫌いが分かれそうなところです。

本編には多彩なシチュエーションがあるし、既存のテキストアドベンチャーのエロゲーと同じ感覚でプレイすることでハイクオリティアニメシェーダーというイリュージョンの表現の凄さが分かりやすく伝わってくるのは良いのですが、フリーモードで、舞台(エピソード)毎に体位が固定されていたり、コスチュームは単にセットのものを着せ替えるだけなどややカスタマイズ性に欠け、素材を活かし来れていないのはとても残念でした。

冬馬小次郎の探偵FILE ~オペラ座の怪人殺人事件~ (ゲーム PC)

冬馬小次郎の探偵FILE ~オペラ座の怪人殺人事件~冬馬小次郎の探偵FILE ~オペラ座の怪人殺人事件~

softhouse-sealが挑んだサスペンスミステリー物の廉価エロゲー。
結果はシナリオ・エロ共にクオリティは満足いくものではなく、拙い出来で、ミステリというよりも、その舞台(背景)を利用した、ただ読むだけのほのぼのラブコメというがっかり路線のゲームになっている。

選択肢が数えるほどしか存在しておらず、ミステリー部分においてのifはほぼ存在しない。
シナリオが弱すぎて想像力が刺激されず、自由度が低すぎるのでユーザーとして推理に参加できる余地があまりない。事件を解決しようと意欲を高めて感情移入させてくれる要素がほとんどないに等しい。雰囲気やキャラづけも幼く、連続殺人事件が起きているのに緊迫感がない。

Hシーンの入り方や構図に面白みがなく、本作シナリオではキャラの魅力も演出しきれていなかったのも残念。
しかし、この冬馬小次郎はシリーズとして次回作があるようなので、メインヒロインのポジションにいるキャラに惚れたなら次回作に期待か。

折角のエロゲーの推理・探偵モノ、頑張ってほしいところだが……。

サカつくDS  ワールドチャレンジ2010 (ゲーム DS)

サカつくDS ワールドチャレンジ2010サカつくDS ワールドチャレンジ2010

タッチペンによる試合介入や、選手の収集に特化したシステムなどで好評を得ているDS用サッカーSLG『サカつく』の2010年度版。オリジナルクラブをエディットし、選手獲得、育成、経営、試合を行いながらまずはJ1制覇、最終的には欧州リーグを含めた世界最強クラブを目指す"サカつくモード"、各国代表を指揮して世界を舞台に戦う"インターナショナルモード"、サカつくモードで作成したクラブデータを使用して、強豪クラブと戦い高段位を目指す"チャレンジモード"、Wi-Fiコネクションで全国のプレイヤーと対戦したり、ワイヤレス通信で友だちと一緒に遊んだりできる"つうしんモード"などを搭載。ゲーム中には、前作以上に実名選手も数多く登場する。

(引用 amazon サカつくDS ワールドチャレンジ2010


前評判ボロボロだった岡田監督率いる日本代表がまさかの決勝トーナメント進出を果たした2010年の南アフリカワールドカップに合わせたサカつくDS。
舞台はJリーグ(日本)と世界三大リーグ(スペイン・イングランド・イタリア)。

DSのサカつくシリーズは従来のサカつくと少し違っていて、クラブ経営SLGにWCCFっぽいカード要素を織り交ぜたものになっている。

本作には選手の年齢の要素が撤廃されており、加齢による能力の衰えや強制引退などがない。
契約延長するアイテムを使用すればいつまでもお気に入りの選手を使用できるので、世代交代やお気に入りの選手の登場(転生)と寿命のタイミングに悩まずに済み、集めた選手カードから自分好みに選手を配置して好きなようにクラブの編成することができる手軽なドリームチーム構想がウリ。

その一方で、狙った選手を手に入れるのにはただ資金をつめばいいといったものではなく、ある程度のクラブの強さとスクラッチの試行回数と運が必要になっている。
また、年齢の要素がない代わりにシビアな育成要素が導入されており、優良なコーチを雇いそこから課せられるシビアなミッションを達成しなければ思ったように選手を育成できない。そのため、お気に入りの選手だからこそ潜在能力限界まで鍛えたいとなると、相当な労力を要することになる。やりこみ要素とはいえ、選手の旬(年齢)というものは存在しないが育成回数には限界があるので、思い通りにいってくれないとなかなかモヤっとするシステムではある。

DSの機能を活かした手軽でテンポの良い操作感は抜群で、選手カードのコンプリート、選手カードの育成などやりこみ要素満載の本作と相性が良い。良く考えられているなと思った。
育成やコンディションなどの都合上、リーグ戦とカップ戦でメンバーをガラっと変更させて戦う戦法が効果的なのも面白かった。従来のサカつくシリーズだと選手枠が厳しくてそういった構想を練ること自体無理だった。一方で、デッキ登録しておけるとはいえ、2チームを管理するのはやはり若干手間でゲームのテンポを落とす。
試合介入がインタラクティブなのも良いが、試合画面がシンプル過ぎて自分の采配の影響が少しわかりにくいところも。

他、従来のサカつくと比べて自分的に気になるところをあげると、ポリシーが存在するが、ポリシーだけは育成でもどうにもならないという、ドリームチーム作成のモチベーションを大きく下げさせてしまうような壁が存在する点。
選手の獲得と育成に焦点を合わせすぎていて、選手とのコミュニケーション要素など趣のあるムダ要素が削ぎ落とされている。奥行きはあるが、幅がなく、クラブ運営をしている感覚と醍醐味が弱く、単調でのっぺりした感触がある。

などなど個人的には不満点もあるが、スタンダードなサカつくシリーズに比べると異色という感じに仕上げられているDSサカつくシリーズ、その異色ぶりが新鮮で楽しかった。

ジンコウガクエン (ゲーム PC)

ジンコウガクエン[アダルト]ジンコウガクエン [アダルト]

あのイリュージョンが挑戦した本格学園生活シミュレーションゲーム。
なんと最大25人の1クラスを自分で自在にエディット作成したキャラで埋め尽くすことができ、それをベースに学園生活を送るのです。女子だけでなく男子も作成可能です。これはすごい。
ハーレムプレイやラブコメもびっくりの多角関係など自分だけの学園生活を紡ぐことが可能。

という夢のような設定とイリュージョンのクオリティの高い3Dアニメのグラを重ねるとわくわくが止まらないのですが、実際は、良く云えば余計な介入がないともいえるが、自分の作り出したキャラに強い感情移入ができる程度の妄想力がないとまるで楽しめないほどハードルの高い素っ気無い作りになっている。ストーリーを自分の中で作っていかないといけないというきつさがある。シナリオライターさんは偉大やでえと思い知らされる。

ガンパレードマーチのアドベンチャーパートのような感じのゲームで、多彩なコミュニケーションコマンドがあるのだけど、リアクションや会話のパターンが少なすぎるから無機質で醒めやすいものだと感じた。
学園生活の内容も単調だし、自由と多様さをウリにしている割にHのパターンはそれほど多くないし、UIの使い辛さや無駄に移動が面倒だったりとイリュージョンらしい粗さもあるしで、正直言って自分的にはがっかりな出来だった。モテモテになれるのになんだかリアルな徒労感とパターン化した退屈な日常を送っている感が駄目なゲーム性から滲んでしまっている。

ゲームのコンセプトは悪くないと思ったし、キャラメイクも楽しめた。
キャラメイクより先が楽しめるかどうかはかなり人を選ぶと思うが、自分好みの女の子を作ってHシーン見るまでのわくわく感はあったので、もう少し学園生活に与えられた彩りの追加やシステム面での洗練があれば自分でももっと楽しめたかも。

実況パワフルプロ野球11超決定版 (ゲーム PS2)

実況パワフルプロ野球11 超決定版実況パワフルプロ野球11 超決定版

2004年度ペナント終了時のデータ搭載パワプロ。なので、まだダルビッシュとかがいません。
松坂が鬼性能で健在。そして、大阪近鉄(球団)が存在する最後のパワプロです。
しかし、近鉄は微妙性能。抑えのカラスコは超微妙性能。
中村紀もいまいちなので、はっきりいって弱いです。

中日落合監督の就任1年目であった2004年。
中日では川上筆頭に投手は総合的に能力が高く、野手は走力と守備力に優れている感じです。福留が主砲で一応パワーはAであるものの、とりあえずAという感じで、チームとしても長打力は全体的にはいまいちかも。
まだこのデータではタイロン・ウッズは横浜ベイスターズです。
巨人は超重量打線。ローズ・ペタジーニに清原・江藤、更に清水やら二岡やら高橋由伸です。CPUにペナント回させたら中日よりも巨人の方が上回ります。
阪神は総合力はなかなか。赤星、今岡、金本など打者はミート能力が特に高く、三振取り辛いです。連打が怖いチームですね。赤星の足も脅威です。投手では井川がとにかく打ち辛い。松坂ほどではないものの、かなりの奪三振数を誇ります。

パではまだソフトバンクではなくダイエーホークスだった2004年。近鉄もそうだけど、ダイエーホークスだったのもこの年が最後ですね。
プレーオフもこの年からですから、色々と節目の年でした。
この年日本一になった西武では松坂とカブレラの能力がとにかく高いです。特に松坂はやばい。CPUにペナント回させてると毎年沢村賞と投手四冠王を取るぐらいの活躍をします。ただ、西武は松坂とカブレラだけで他はパっとしないという感じ。
逆に史実ではプレーオフで負けたダイエーホークスの方が全体的にやばいです。投手陣こそいまいちパっとしないものの、井口・城島・ズレータ・松中が高能力で野手だけ見れば攻守共にパ・リーグ一を誇ります。
2005年に日本一に輝くロッテは主砲ベニーを中心にバランスの良いチーム構成になっていて使いやすいです。
逆に2006年に日本一になった日本ハムはまだこの頃はズタボロという感じです。SHINJOの守備力はさすがだし、小笠原もなかなかいいんですが、全体的に投手野手ともに能力はかなり低めで、CPUにペナント回させてもほぼ低迷。稲葉はまだヤクルトだし、ダルも高校生だったとはいえ、パワプロ的にこんなボロボロのチームが2年後には日本一になっているのだから野球は面白いですね。

ペナントモードは最大10年。選手の能力閲覧関連のUIに気になるところがあったり、育成システム(上昇と下降)が若干分かり辛かったりとまだまだ洗練されているとはいえない感じ。

マイライフは最大20年。じっくり遊べます。シリーズ通しても本作の野球(ゲーム)部分とマイライフは現在でも高い評価をいただけているようですね。

サクセスは大学野球編。友沢・みずき世代がメインです。上の世代のあおいちゃんや阿畑・猪狩なんかも一応出てきます。



やっぱりサクセスはあおいちゃんがいないと、と自分は思います。

すくぅ~るメイト2 (ゲーム PC)

すくぅ~るメイト2[アダルト]すくぅ~るメイト2 [アダルト]

イリュージョンといえばリアルタイム3Dアニメシェーダー(エロゲー)。
わずらわしい移動やコマンド操作といったややこしさがゲーム性なり即時性を落としてしまう点が目立っていたイリュージョンの3Dアニメゲームですが、本作は余分なものを削ぎ落とし、シンプルなオカズソフトに特化したものになっています。

マウスのホイールをグリっと動かすだけで自動に性行為が始まってくれるので両手フリーでオカズアニメを楽しめるのはラクチンでいいです。

アニメはかなり滑らかでシチューエションごとにいくつかの体位(パート)があります。

基本的にはキャラの動きはオートなので、動き(パターン)が決まってしまっていることへの寂しさはあるし、コスチュームが学校制服(セーラー服)と体操着(ブルマ)とスクール水着と下着だけなのも物足りない感じはします。

ヒロインキャラは黒髪ロングの女子高生という一つの身体に憑依というシステムで全部で4種類の人格とフェイスタイプが楽しめるものの、Hだけのモードについていえば、人格が変っても体位などは変わらず声とセリフとフェイスタイプ(ヘアースタイル)ぐらいが変わるだけです。
それも4種のフェイスタイプすべてが黒髪。

ただ、あえてアニメの世界で黒髪にこだわって学園という舞台でブルセラの王道で勝負してるところが、すごくフェティッシュで、そういうのが好きな人はかなりハマることが出来るんじゃないかなと思います。

デモニオン ~魔王の地下要塞~ (ゲーム PC)

デモニオン~魔王の地下要塞~[アダルト]デモニオン~魔王の地下要塞~ [アダルト]

元アトリエかぐやのスタッフが中心になって立ち上げられたという新ブランド、アストロノーツのシリウスの処女作。

主人公は復活した魔王となって軍を率い、人間達の侵略から防衛しつつ、町や城を侵略していく。SLG要素のあるゲーム。
SLG面は所謂タワーディフェンス(TD)でモンスターやヒロインユニットを配置して後は基本的にオートの戦闘。
プレイヤーが操作できるのは基本的にユニットの召喚・配置・回収と罠・施設の設置・撤廃だけです。
序盤はこちらのユニットが弱く、配置したユニットがすぐにHPが少なくなるので死ぬ前に回収して回復したらまた再配置といった作業を繰り返すのに忙しい高難易度ゲームのですが、ユニットが育ってきて、ヒロインユニットも揃え、回復施設が建つようになると後はユニット配置したまま敵の数が減るのを待つだけのぬるいゲームになっていきます。
ところどころにゲーム性をあげるための工夫が見られるのと、世界観とストーリーが良くできているのでキャラへの感情移入も相俟って、TD系のゲームにしてはかなり楽しめましたが、もう少しやりこみ要素やアイテム装備要素、スキル変更などのいじれる要素があると嬉しいかなと感じました、
後、ユニット配置の作業が若干やりにくく、そのあたりでUIの使い辛さも感じました。

戦略パートの制限ターンが厳しいのですが、育てたユニットを引き継げるのでゲームが苦手な方でも時間をかければ周回するごとに徐々に先に進める事ができ、自分のペースで攻略することができます。

ゲームそのものとしてボリュームがすごいわけではないのですが、シナリオは割とコンパクトなボリュームの中で人間関係と各キャラクターの個性、そして背景をうまく描いており、魅力的な世界を作り出すことに成功しています。
これがTDという単調になりがちなゲーム面へ反映され、いい意味でキャラゲーになっています。

シナリオはコンパクトといってもHシーンはかなりのボリューム。
陵辱メインですが、すぐに魔王様に堕とされてといった風になります。
ややワンパターンなのが気になりますが、シチュエーションはかなりあるし、M&M氏の艶やかな絵が好きなら間違いなく買いの出来。

続編がありそうな終わり方をしましたが、ゲーム面もシナリオ・世界観もまだまだ拡張していけそうな将来性がありそうな素材を作るのに成功したと思います。
新ブランドの処女作としては非常に完成度の高い、ファンの心を掴むのに成功した作品になっています。

同ブランドの次回作も大きく期待させられる魅力的な一本でした。



自分のお気に入りはレイリス、アーウィン、ヒミカでした。ベタベタですね。

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