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読んで遊んで沈んだ記憶

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着信アリ2 (映画)

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前作から約1年後の話である。自分を助けた山下弘(堤真一)を殺害した中村由美(柴咲コウ)は精神鑑定の結果、不起訴になり精神科に措置入院させられた。しかし彼女は本宮勇作(石橋蓮司)を殺害後失踪し、今は行方知れずである。
一年も経っているにも関わらず未だに、水沼美々子が関与したと思われる着信に寄る死亡事件は続いていたが、口の中から赤黒い飴玉が出てこなかったり、代わりに胃の中から台湾産の微量の石炭が発見されたり、携帯も持っていない人が犠牲になったりするなど少しずつ変化を見せていた。そんな中、保育士の奥寺杏子(ミムラ)のまわりでも、死の予告電話によって犠牲者が続出する。 やはり1年前の呪いはまだ終わってはいなかったのだ。そして杏子自身にも死の予告が着信される。
大きく取り乱すも杏子は恋人の桜井尚人(吉沢悠)と死の予告電話の真相を追うジャーナリストの野添孝子(瀬戸朝香)とともに死の呪いの元凶に迫った。孝子は死の予告電話の元凶とされる水沼美々子について調べ上げた。美々子は望まれて産まれてきた子ではなく、母親のマリエと実の父親の間に、性的虐待によって産まれてきた子だということが分かった。そして一連の事件のルーツは台湾にあると知り、台湾まで行くことになった。死の予告を受けた杏子自身も、台湾に向かう。
台湾でも日本と同様のあの死の着信事件が多発していて孝子の婚約者である弁護士のチェン・ユーティンの助けを借り、ルーツを探る3人。そこで杏子たちは呪われた村から、唯一生還した盲目の老婆ガオ・スウメイからリー・リィーという少女に関する80年前に起こった悲惨な事件の驚愕の事実を知ることになる…。

(引用 Wikipedia 着信アリ


2005年の日本映画。
着信アリ』の続編。

今回も死の着信音が猛威を振るうわけだが、前作と話の繋がりをもたせたまま、美々子と同じポジションでリー・リィーというキャラが出てきて、しかも、舞台が台湾に移るので、話が込み入ったわかりにくいものに仕立てられている。これを利用した仕掛けをドラマに活用している。

美々子の他にリー・リィーとそれに纏わるエピソードによって話の幅と新鮮さを齎そうとしているものの、美々子に比較するとリー・リィーの存在はどうしても取ってつけた感じがし、結局は前作の焼き直しでしかないのが残念だったが、それでも、前作の主人公と美々子の共鳴についての説明と補完があり、本作ではその「共鳴」をテーマにしながら、美々子とリー・リィー、二人がそれぞれが共鳴しあう相手とそのパートナー達との間に起こるドラマが、安っぽい恋愛映画調でありながらも、あくまで死の着信音(ケータイ)にこだわった物悲しい結末に持っていったところは、見応えはあった。

ホラーとしても、前作同様に娯楽性を意識したそれなりに質の高いものになっている。

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