夏。たまこ達は臨海学校に行くことに。
泳げないたまこは、みどり達とプールで練習をして海に備える。
一方、もち蔵はデラの強引な提案でたまこに思いを伝えることに・・・・・・。
恋の花火に、心の花火。真夏の夜の夢、色付く想い。はかなく散ってしまわぬように臨海学校の回。ラブコメの回。もち蔵がたまこに自分の想いを告白しようとするが、そこにみどりちゃんが立ちはだかる。
たまこまーけっとはラブコメが描きたいのかな? 主人公のたまこが色恋に興味ない天真爛漫な存在だから、アプローチがもち蔵からに限ってしまい、視点と感情描写が偏っていくうちに、主人公のたまこの影が薄くなり、気づいたらこの作品のほのぼのとしたいい雰囲気が損なわれてしまっていたように感じた。
思わせぶりなタイトルもそうなんだけど、そこにたまこの意思とか視点とかがほとんど存在しておらず、たまこというキャラを持て余しているような作品の作り方に疑問を抱いた。