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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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ザ・リング (映画)

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ある晩、レイチェル・ケラーの姪であるケイティが自宅で変死した。その他にも同時刻に複数の人間が死んでいるのを知ったレイチェルは、その原因が「呪いのビデオ」と呼ばれるビデオテープであるのを突きとめ、そのルーツを探るためにある所へ旅立った。そこでサマラ・モーガンという1人の少女の存在にたどり着いたレイチェル。自身もビデオを見てしまい、期限もわずかしかない。さらに自身が見た直後に不運にも息子、エイダンがそのテープを見てしまう。レイチェルは自身、そして息子の命を守ろうとする。ビデオの呪いを解くため、レイチェルは奔走する。

(引用 Wikipedia ザ・リング


2002年のアメリカ映画。
ジャパニーズホラーの代表作『リング』のハリウッドリメイク版。

大筋の話と設定は確かにリングだし、大袈裟ではないところにも好感は持てたけども、特殊メイクやCGなどによる表面的な怖さの演出に依存されており、大雑把で、空気づくりが疎かにされていて、邦画にあった張り詰めたものや忍ばせたもの、じわじわとくるものがなかった。

貞子のポジションがハリウッド版ではサマラという少女になっているのだが、彼女に纏わるエピソードが邦画のリング2までをミックスさせた感じになっていて、貞子の悲劇的な最期からこの世界に向けられた強い怨念や執着を想像させられた流れになっておらず、少女らしい無邪気さと虚無的な雰囲気を纏った寂しがり屋の愉快犯的な存在にされていて、サマラというキャラクターの主張であり魅力をそれこそ深い井戸の底に閉じ込めたままにしていたようだった。それが象徴するように、作品として、迫力のないのっぺりした淡白なものになってしまっていた。

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