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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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オールド・ルーキー (映画)

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1999年、35歳という年齢でメジャー・リーグのマウンドを初めて踏んだ、“史上最年長のルーキー”ジム・モリスとその家族の絆を描いた感動の実話。デニス・クエイドほか出演。

(引用 amazon オールド・ルーキー [DVD]


2002年のアメリカ映画。
35歳でメジャーリーグ入りしたジム・モリスの実話を基にして製作された作品。

精悍な中年男性といえる風貌の主人公は高校の教師として弱小野球部のコーチを努めていた。彼には、ドラフト1巡目で指名されてメジャーリーグの球団に入団したものの、肩の故障でメジャーに昇格することなく解雇されてしまった過去があった。
仕事と家庭の幸せを手に入れていた主人公は平凡ながらも充実した日々を送っていたが、ある日、練習中に教え子に見せた自分の本気の投球をきっかけにして、事態が動き出す。
教え子たちに諦めないことの大切さを説く主人公と、諦めているのはコーチのほうだと詰め寄る教え子たちとの間に一つの約束が生まれる。それは、もしもチームが地区大会で優勝したら主人公がメジャーの入団テストを受けるというものだった。

そこから、主人公がメジャー初登板のマウンドにあがり、スポットライトと大勢の人々の拍手と歓声を浴びるまでが描かれている。
高校の弱小野球部という若者達による挑戦と、年を取って中年となった男による挑戦をオーバーラップさせて、誰でもヒーローになれる可能性、青春と挑戦に年齢には関係ないというメッセージや、所帯を持つ中年男性としてのしがらみとそれを乗り越える夢への意欲と家族の愛情などがしっかり描かれており、ベタではあるものの、丁寧な作りで作品の意図がわかりやすく伝わってきて、感情移入しやすかった。
野球を通しての、主人公と主人公の父、主人公という父と息子との、1対1の関係を重点的に描き、すれ違いから会話のキャッチボールの成立までの流れの中で、父親(男)の重要性を訴えるところも含めて、実にアメリカ的な格好良くて温かい作品だなと思った。

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