ミルメークの思い出その2
そう、ミルメーク、あれは大変難しい飲み物でした。苦心してミルメークをパック牛乳にやっと入れても、そのまま飲んでしまうとミルメークがよく混ざっていないのですから、全然ミルメークの味がしない真っ白な牛乳とほとんどミルメーク原液の味しかしないようなやたら濃い甘さの部分にはっきり分かれてしまいます。
だから、よく混ぜないといけないのですが、これがまた難しい。コツがいるようなのです。
ようなのですというのは自分はほとんど混ぜずに飲んでいたからです。
混ぜようとして迂闊に牛乳をこぼしてしまう失態を晒すのを避けたかったというのもありますが、プレーンでまっさらな牛乳を飲み進めていってやがて終わりにたどり着こうかという時にやってくる濃厚なミルメークパラダイス。ほぼ原液のままゴール付近で待ち構えていたミルメーク。あれが快感でした。
で、ミルメークキャラメルです。ミルメークのキャラメル味です。
キャラメルというだけあって、甘ったるいコクがあります。なるほどこれはキャラメルです。
すごい濃厚というわけでもないのですが、昔の濃厚なミルメークパラダイス、青春の味をちょっと思い出しました。