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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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怨霊 -THE HOUSE- (映画)

怨霊 -THE HOUSE- [DVD]怨霊 -THE HOUSE- [DVD]

医師による妻殺害事件を追うことになった、TVレポーターのチャリニー。事件を調査するうち、この惨劇と酷似した過去の2つの殺人に行き当たり、そしてある家の存在にたどり着く…。恐怖映画の本場タイから届いた、実話に基づく衝撃のホラー!

(引用 amazon 怨霊 -THE HOUSE- [DVD]


2007年のタイ映画。ホラー。

タイのホラーについてそんなに詳しくないのだが、これぞアジアンホラーと評している人がいるみたいなので、そういうものなのかなと、思った。
感触としては、リング(貞子)的なJホラーとゾンビ&スプラッタなアメリカのB級ホラーを足して2で割ってみた感じ。

野暮ったさのある映像のなかに派手さのあるビジュアルをちょろちょろ出し惜しみしつつ効果的に使っているが、キーワードになっている「呪われた家」から連想される閉所・暗所的なじめっとした恐怖やJホラー的な張り詰めた空気からやってくる恐怖が弱く、扱うネタの割にはインモラルな妖しさも弱く、いまいちな雰囲気の中、要所でパっとお化けの画を出しているだけのインパクトに頼ったものに映った。
ストーリーも伏線はきっちり張られているし、人間関係も丁寧に設定されていて、練られているには練られているのだが、恐怖とうまく噛み合っていないのと、女性主人公のジャーナリストという特性を活かしきれていない。躍動感がなく、突っ立ていたらいつの間にか恐怖ゾーンに移っているというような場面展開ばかりで残念だった。主人公が取材しているというより、取材されているような受身で、それでいてこの恐怖からは逃げられないというような切迫感もなく、気づいたら真相に辿りついていたというようなあっさりしたものだった。

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