忍者ブログ

読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

逆境ナイン (映画)

逆境ナイン かけがえのない通常版 [DVD]逆境ナイン かけがえのない通常版 [DVD]

『NANA -ナナ-』の玉山鉄二主演、島本和彦原作の熱血野球漫画を映画化した青春スポ根コメディ。校長から廃部を言い渡された弱小野球部。このピンチにキャプテン・不屈闘志は甲子園行きを宣言し、数々の逆境に立ち向かう。

(引用 amazon 逆境ナイン かけがえのない通常版 [DVD]


2005年の日本映画。
島本和彦の同名漫画を実写映画化したもの。
原作における地方大会決勝戦までにスポットライトが当てられている。

島本和彦の古風で熱血なタッチが生み出す迫力は残念ながら実写映像では再現できていなかったものの、原作のノリと笑いについては実写映画用にアレンジされながらも島本漫画に対するリスペクトが熱く伝わってくる出来栄えだった。
真面目に馬鹿をやり大袈裟に演出する、その真剣さが実写映画でありながら確かな島本テイストを感じさせてくれた。

コメディとしての素晴らしい出来が、ベタな爽やか青春パートも輝かせていて楽しかった。
駄目な邦画の犠牲になっているんじゃないかと心配したが、思っていたより見応えのある作品になっていて嬉しかった。

プリマハム 香薫 あらびきミニステーキ





挽きたてスパイスの風味を活かした味付けと、桜のスモーク材を使用したまろやかな燻製仕立てのあらびきソーセージ、だそうです。

つまりハムステーキ、ってことでいいのでしょうか。子どもの頃はステーキと聞いてそれがハムステーキとかイカステーキだったらすごくがっかりしましたが、今はそうでもないです。
でも、やっぱりイカは今でもちょっとがっかりするかも。

ミニだと焼くのが簡単だし、味が最初からしっかりついているのでスパイスや醤油などの調味料をついついかけすぎちゃうという心配もなくて楽チンなのがいいですね。ジューシーで香りよく美味しかったです。

ダイソー オレンジ抽出液配合万能クリーナーシート



僕ぐらいの掃除嫌いになるとちょっとした汚れをふき取るのにいちいち布巾雑巾の類を持ってくる・水に濡らして絞ってくるのなんて面倒でやってられないのです。
しかし、拭かねばならない。そんな時、僕ぐらいのエロゲー世代になるとマルチ(エロゲーのキャラ)が出てきてふきふきしてくれないかな~とか思うわけですが、してくれませんわな。
というわけで、ダイソーの使い捨てウェットシートを重宝してます。これは便利です。
それにしても、何故パッケージがピンクでハート……。やらしいことにも使えるのでしょうか。僕が知らないだけで、他の人はそういう使い方をしているのか。どうなのか。
そんなこと考えている間に今も部屋のあちこちに埃が。

森永 たっぷり飲めちゃう練乳オレ あずき味



あの練乳オレにあずき味が!
僕ねえ、あずき味って基本的にあんまり好きじゃないんです。
だったら飲むなよって話なんですが、練乳オレは前飲んで割と印象良かったのでチャレンジしてみました。
練乳+あずき味でした……。そりゃそうだ。えと、あずきというかあんこの風味が練乳のぷわわんとした柔らかい甘ったるさとミックスされてるんですけど、あんこがきつすぎない程度で思ってたよりは結構合ってたんじゃないでしょうか。
自分的には正直どうかなと思ったけど、想像してたより強烈ではなく、マイルドでした。

カルビー じゃがりこ たらこバター





そう、僕はじゃがりこ党党員だったのです。コアラのマーチは卒業できても、じゃがりこはなかなか卒業できませんね。1995年にじゃがりこがこの世に現れて17年、僕は未だにあのカリカリサクサクな食感の呪縛から逃れることが出来ないでいるのです。

たらこの旨味、たらこっぽさのあるしょっぱさとバターのコクがうまくマッチしていて美味しかったです。

鬱の力 (五木寛之 香山リカ)

鬱の力 (幻冬舎新書)鬱の力 (幻冬舎新書)

五木 いまの世の中で気持ちよく明朗に、なんの疑いもなく暮らしてるような人というのは、僕はむしろ病気じゃないかと思うんです(笑)。毎日これだけ胸を痛めるようなニュースがあって、気分が優れないのは当たり前でしょう。心がきれいな人、優しい傷つきやすい繊細な感覚の持ち主ほど、いまはつらい時代です。
 そういう時代に「あーあ」と思わず溜息をつくのは、その人がまだ人間らしさを残してる証拠です。いまの時代は「ちょっと鬱」というぐらいが、いちばん正しい生き方じゃないでしょうか。それまでもひっくるめて病気にしてしまってはまずいと思うんですよ。

香山 ちょっとでも非能率的なものは切り捨てるという風潮のなかで、もしかしたら一種の自浄作用として、社会の中から鬱というものが出てくるのかもしれない。でもそうなると、単純に鬱を全部解決すればいい、ということではなくなってきますね。

(引用 本書P20-21)


五木寛之と香山リカが鬱について対談した本。
鬱的な気分とうつ病をわけ、鬱な気分というものをテーマにした社会論評的な話で構成されている。

戦後日本はずっと右肩上がりで前だけ見て上を目指してエネルギッシュに走り続けた躁状態だったが、今は社会が成熟し、年を取りすぎた、登山に例えれば下山にあたる憂いのある鬱の時代であって、人々の気分が鬱の方向に転じていくのは自然であり、躁の時代のように無理に前を向かせて明るく振舞わせおうとする方が不自然なのだ。
そして、下山まで含んで登山であるように、下山だから発見できることがあり、醍醐味があり、鬱というのはとても大きくてユニークな魅力と可能性を秘めているのに、そんな魅力を今の社会は切断し、包摂を拒んでいるのはおかしい、としている。

本書に説得力を感じるかどうかは人によるのだろうが、鬱的な気分であり、うつ病に悩まされている人、躁でハードワークな社会に固執しなければならないから、ついていけない自分を間違った存在だとして追い込み続けてしまう痛々しい悩みを抱える人々に対する婉曲的な励ましと優しさは感じられた。

自分が悪いのではなくて、社会が悪いんだ。こういう考えは昔も自己責任が叫ばれる昨今でも槍玉にあげられやすいが、そういう考えが出来ることも大切だと本書は訴えている。間違っているのはあなたではなくて社会の方だよ。そんな、自己実現とかとは違う方向の、温もりのある緩い内容になっている。

アサヒ ワンダ ブラック



出たー、ブラック無糖!
コーヒー通はブラック無糖しか認めないというのは本当ですか?
ヒカルの碁でフクが誤って自販機でブラックコーヒーを押してしまって、伊角さんに飲んでもらおうとお願いするけど、ナイスガイ伊角さんでもちょっと遠慮した、それがブラック無糖。

でも、年を取ったのか、美味しいブラック無糖が増えたのか、気づいたら僕もブラック無糖でも全然いけるようになりました。山葵のように。

苦味が趣きを感じられる程度にほどほどでキレがよく爽やかで飲みやすかったと思います。

フリフレ2 (ゲーム PC)

フリフレ2[アダルト]フリフレ2 [アダルト]

出会い系サイトを介して出会う男女のラブストーリー物の第二弾。出会い系サイトの持つちょっとした後ろめたさと闇を雰囲気にうまく反映させている。前作同様、程よい背徳感で通しているのが面白い。また、陵辱的なルートが一応あるものの、基本は純愛的なストーリーでボリュームもそちらの方にほとんど割かれているのもほぼ前作と同じ構成といっていいだろう。

本作のヒロインも前作と同様に黒髪ロングで一見すると真面目な美少女という感じだが、前作が優等生系のやや正統派な美少女キャラだったのに対して、本作のヒロインは少し見た目が幼くなった妹系な感じになっている。しかも、実は本物の妹という設定までついている。
そこまでやるのはどうかなと思ったものの、この妹キャラがなかなかよく出来ている。
妹キャラなのに、無邪気すぎず幼すぎず甘えすぎず勝ち気すぎずクールすぎず清純すぎず、でもどの要素も仄かにこめられていて色々な表情があって個性的。明るく活発なのに影がある。そんな淡さが珈琲貴族の美麗な絵とうまくマッチしていやらしさと魅力が引き立っていた。

ヤマザキ チーズ好きのチーズブレッド





ちょっと黄ばんだ食パン、チーズな食パンです。
なかなかしっかりしたチーズの風味がありました。

怨霊 -THE HOUSE- (映画)

怨霊 -THE HOUSE- [DVD]怨霊 -THE HOUSE- [DVD]

医師による妻殺害事件を追うことになった、TVレポーターのチャリニー。事件を調査するうち、この惨劇と酷似した過去の2つの殺人に行き当たり、そしてある家の存在にたどり着く…。恐怖映画の本場タイから届いた、実話に基づく衝撃のホラー!

(引用 amazon 怨霊 -THE HOUSE- [DVD]


2007年のタイ映画。ホラー。

タイのホラーについてそんなに詳しくないのだが、これぞアジアンホラーと評している人がいるみたいなので、そういうものなのかなと、思った。
感触としては、リング(貞子)的なJホラーとゾンビ&スプラッタなアメリカのB級ホラーを足して2で割ってみた感じ。

野暮ったさのある映像のなかに派手さのあるビジュアルをちょろちょろ出し惜しみしつつ効果的に使っているが、キーワードになっている「呪われた家」から連想される閉所・暗所的なじめっとした恐怖やJホラー的な張り詰めた空気からやってくる恐怖が弱く、扱うネタの割にはインモラルな妖しさも弱く、いまいちな雰囲気の中、要所でパっとお化けの画を出しているだけのインパクトに頼ったものに映った。
ストーリーも伏線はきっちり張られているし、人間関係も丁寧に設定されていて、練られているには練られているのだが、恐怖とうまく噛み合っていないのと、女性主人公のジャーナリストという特性を活かしきれていない。躍動感がなく、突っ立ていたらいつの間にか恐怖ゾーンに移っているというような場面展開ばかりで残念だった。主人公が取材しているというより、取材されているような受身で、それでいてこの恐怖からは逃げられないというような切迫感もなく、気づいたら真相に辿りついていたというようなあっさりしたものだった。

ブログ内検索

amazon

PR