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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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トップバリュ レディーミール えびピラフ





冷凍食品の主食の王様といえばやはりエビピラフでしょう。
トップバリュのえびピラフは、特徴を感じなかったものの、そつがない作りで美味しかったです。王道の美味しさがしっかり楽しめます。

猿の惑星:創世記(ジェネシス) (映画)

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父のアルツハイマー型認知症を治そうと薬物研究者のウィル・ロッドマンはそのための新薬を開発、実験台としてそれをある雌猿に投与したが、実験は失敗し、雌猿は凶暴化した末に死亡。その後、ウィルはその雌猿が死ぬ前に産んだ仔猿を引き取りシーザーと名付けて育てる事にした。シーザーは成長するにつれ驚異的な知性を発揮していくが、ある日、隣人とトラブルを起こしたウィルの父を守ろうとしたシーザーは隣人を襲ってしまい、それが原因でランドン親子が経営する霊長類保護施設に送られてしまう。だが、シーザーはそこにいる普通の猿達とは馴染めず、しかも横暴なランドン親子の度重なる虐待を受け、人間そのものに対して深い失望感と憎悪を抱くようになる。お金を出してシーザーを取り戻そうとしたウィルの迎えも拒んでしまう。やがて密かに施設を脱走したシーザーはウィルの家からその薬を大量に盗み出し、それを施設中の猿に与えた。そしてシーザーは同じく高い知性を得た他の猿達を率いて革命を起こす。

(引用 Wikipedia 猿の惑星: 創世記


2011年のアメリカ映画。
あの名作『猿の惑星』の原点に挑戦した作品で、まだ地球で人類の繁栄が続く現代を舞台に猿達の逆襲を描くことで後の猿の惑星シリーズに繋げる作りになっており、さながら「猿の惑星エピソード0」といったものになっている。

人間のエゴにより管理され傷つけられた猿達が人間のテクノロジーにより異変を起こし、頭の良い猿になって反乱を起こす。

映像的には猿の表情とアクションが非常に豊かに細かく表現されていて、見ていて面白い。全体的には若干迫力不足な面があり、猿の大軍勢による恐怖感があまり出てなかったのは残念。

ドラマはそつなく作られているが、深みがなく、結局ただの「人間に都合のよい動物もの」になっていて「猿の惑星」という名前に対しての期待に見合うほどには面白いと思わなかった。もう少し人間の愚かさに深入りし、人間と猿を対比させて、社会風刺と皮肉を効かせて欲しかった。

桃屋の辛そうで辛くない少し辛いラー油



2010年から2011年ぐらいにかけて流行した食べるラー油。今でも食卓で愛されているのかどうかはわかりませんが、とにかく当時はすごかった。評判のいい桃屋のものが全然手に入りませんでしたからね。仕方なく、代わりにやみつきラー油とかぶっかけおかずラー油とかを買ったこともありました。

それぐらいには食べラーブームを追っかけてました。要するにラー油に漬かったフライドガーリックとフライドオニオンなんですけど、あのものすごい油ギトギトのB級感が心くすぐるものがありますね。個人的にはごはんにかけるよりも野菜炒めとかにかけて食べるのが好きです。桃屋のものはフライドガーリックの食感と風味が良いです。食感がしけっておらず、サクサクしてます。

なんと言われようとオレ流さ (落合博満)


なんと言われようとオレ流さ

 やれ研修会だ、実習訓練だと、今はサラリーマン世界も手取り足取りらしいが、野球界もご多分にもれず、みんな自分の野球をやっていない。
 たとえ、俗に言う管理野球の中にあっても、自分の個性を売ることはできるのに、誰もそれをしようとしていない。
 というのは、リトルリーグからはじまり、甲子園、大学野球と、いわゆる名門コースを歩んでプロ入りするのが常識になって、「管理されるほうがいいんだ!」と、みんなが頭から信じ込んでいる。最初からプロ意識を持とうなどという気はないようだ。
 オレの場合、野球人生そのものが遅くはじまった。しかも、食っていくためにはじめたから、あえて”我”を通し続けている。そういう意味では、今の野球界でいちばんオレが自分を大事にしてるんじゃないだろうか。

(引用 本書P13-14)


自分にとって史上最高の四番打者といえば今でも落合博満である。もしかしたら死ぬまで落合博満かもしれない。
現役時代は史上初めての3度の三冠王に輝く落合だが、本書は2度目の三冠王に輝いた昭和60年のシーズンの後に出版された本で、落合博満の全盛期といっていいかもしれない現役時に綴られた貴重なものになっている。

プロ野球は団体の職業ではなく個人の職業であることを押し出すべきと主張する著者の高いプロ意識による考えは非常にユニークで、またユニークであるからこそプロなのであり、そういう意味で子供と学生以外はプロであるべきだと書かれている。
野球といえば体育会系の軍隊式というイメージで企業もその組織主義的な管理野球論を取り入れているところがあるようだが、著者自身はそういうのが嫌いで我を通し続けてきたと野球部退部や何もせずフラフラしてプロボウラーを目指そうと思った時期など野球選手としては異色な経歴のエピソードが面白い。
著者のユニークな理論と実践の説明に説得力を与えているのはプロ野球の世界で叩き出した優れた結果によってであるが、なるほどやはり天才は違うもんだなと思わせるだけの興味深い経歴が落合博満という世紀の大打者の魅力であり、本書の内容を肉付けしている。

バッテイング技術についてなどの野球理論や、また、著者が独身の頃のプライベートはだらしがないというか奔放で、妻の信子さんがいなければ家では何もできないという告白も面白い。落合信子というと豪快なカカアというイメージだが、実際はかなり古風な女性のようで、著者は常に味方としてサポートしてくれる妻信子さんへの愛情と感謝の念が溢れんばかりにこめられているのも微笑ましくて面白かった。

野球で失敗してもどうにか食うだけは食っていけるさ、という縛られない前向きな考えが眩しい成功者の本だが、その眩しさが読むものに元気を与えてくれる。落合博満というプロの魅力が詰められた一冊になっている。

せんどう 握り寿司(竹) 2回目





前回のはマグロとサーモンだけでしたが、今回のはちゃんと色々なネタが入ってるやつで、これぞ握り寿司(竹)といったところでしょうか。玉子寿司outで他のネタinなら完璧でした。玉子寿司はあんまりいらない派です。

クロスゲーム (漫画 あだち充)

クロスゲーム (1) (少年サンデーコミックス)クロスゲーム (1) (少年サンデーコミックス)

主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光(以下「コウ」と記述)。近所のバッティングセンターを営む月島家とは、家族ぐるみの付き合いで、次女で同い年の若葉とは特に親しかったが、その反面三女の青葉とは犬猿の仲だった。
初めは野球に興味がなかったコウだが、青葉の投球フォームを見て憧れ、人知れずトレーニングしていた。そして小5の夏、若葉が突然の事故で亡くなる……。
中学生になったコウは、野球部にこそ所属していなかったがトレーニングは続けていた。そして高校生になり、小学生の頃から親しかった赤石、中西と共に野球部に入部することにしたが、野球部は野球留学生及び選抜テスト合格生による一軍と、それ以外の「プレハブ組」に分かれていた。その選抜テストを受けず、プレハブ組に配属されたコウ達は、夏の地区予選前、一軍VSプレハブ組の試合で惜敗する。
夏休みに入り一軍は甲子園の予選に行くが、プレハブ組は廃校になった小学校で特訓を受ける。そして夏休みも後半になり、校長代理からプレハブ組の解散が命じられると、逆に前野監督はクビを懸けて一軍との再戦を申し入れる。青葉も参戦したその試合でプレハブ組は辛勝し、逆に一軍野球部が解散となり、一軍監督、校長代理、そして東以外の野球留学生は他校へ転校する。
そして春になり、コウ達は2年生、青葉は1年生となる……。

(引用 Wikipedia クロスゲーム


如何にもあだち充といえばのような青春野球漫画。
タッチやH2などあだち充の著名な作品をいくつか読んでいるだけで、一つ一つのエピソードにいちいち既視感があるのだが、その上で楽しめる安定したあだち充節、偉大なるマンネリズム。

ヒロイン青葉の目線で女子の野球挑戦が爽やかに、でもそこに立ちはだかる性差とルールの壁という現実があだち充にしては怖いぐらいシビアに描かれているところが目新しくて面白かったし、この作品の主人公はコウではなくて、青葉なんだなと思った。

だから、結末はどうなっても青葉を中心としたラブコメ模様こそが中心に描かれるのだと、他にどんなに魅力的なキャラクターが登場してもそれを覚悟した。本作はそんな作品だった。勝気でボーイッシュな青葉が男と女の違いを痛感する経験を重ね、異性を意識しだし、亡くなった若葉のことを思いやりながら恋に落ちていく様が爽やかに描かれている。

ただ、恋のライバルキャラとして途中から登場したいとこの男の子や死んだ若葉にそっくりな蕎麦屋の娘などに関するエピソードを魅力的に盛り上げるだけ盛り上げておいて最後までまとめきれておらず、扱いをぞんざいにして強引に舞台から退場させてしまっているなど、キャラクターの扱いに対する雑っぽさが物語を曇らせてしまっている面もあり、作品にハマるほどにお約束の予定調和(カップリング)を素直に喜べなくなってしまうところも。

トップバリュ 若鶏ももから揚げ あっさり醤油味





トップバリュの冷凍から揚げ。原産国はタイとのこと。
パッケージ写真に比べるとだいぶ小ぶりですし、衣の色もチンしたら白から茶色になりましたが、それでもあっさりしているのにジューシーで美味しかったです。
やはり冷凍惣菜の王様といえば唐揚げでしょう!

俺が主人公 ~ナカに入って俺がダす!~ (ゲーム PC)

俺が主人公~ナカに入って俺がダす!~[アダルト]俺が主人公~ナカに入って俺がダす!~ [アダルト]

イリュージョンによる本作は如何にもアニメスタイルなビジュアルの女の子がテーマ。
よくいえば丸っこくてぷにぷにしててかわいらしいのですが、女の子のモデルがあまりにコミックテイスト過ぎて癖があり、好き嫌いが大きく分かれそうなものになっていますね。二人のヒロインいずれも如何にもアニメというタッチを活かしたロリタイプにしているところに潔さを感じました。

ゲームとしてはすくぅ~るメイト2のようなシンプルなオカズモノになっていて、システム面に煩わしさがなく、女の子のかわいさをささっと堪能できる手軽さがいいです。

Hシーンのパートがアドベンチャーパートと同じくよくあるエロゲーのようなメッセージウインドウを表示させ、主人公とヒロインのやりとりをテキストで出しながら展開していく形式になっているので、主人公(男キャラ)の個性と存在感が目立ち、それを利用してエピソード毎にストーリーが組み立てられています。このあたりも内容・システム共に若干癖があるので好き嫌いが分かれそうなところです。

本編には多彩なシチュエーションがあるし、既存のテキストアドベンチャーのエロゲーと同じ感覚でプレイすることでハイクオリティアニメシェーダーというイリュージョンの表現の凄さが分かりやすく伝わってくるのは良いのですが、フリーモードで、舞台(エピソード)毎に体位が固定されていたり、コスチュームは単にセットのものを着せ替えるだけなどややカスタマイズ性に欠け、素材を活かし来れていないのはとても残念でした。

大島食品工業 ミルメークコーヒー





学校給食の思い出の味、ミルメークコーヒーです。
ミルメークが給食に出てくる日はちょっとだけ特別でした。牛乳が嫌いな子もミルメークが出てくる日は飲めたんじゃないだろうか。そんな風に思わせる程の魅力がミルメークにはありました。

僕が通っていた学校の給食に出てくる牛乳は縦型長方形パックのもので、ミルメークはパック用に作られたチューブに入った液体タイプのものでした。
ミルメークを牛乳に入れるのは大変な作業でした。
ストロー口にストローを挿して穴を開け、チューブのミルメークをその穴に挿し込んで注入するわけですが、パックの穴の大きさと容量に余裕がなく牛乳だけで精一杯の状態でしたので、牛乳の量を予め少し飲んで減らしておかないと追加されたミルメークがストロー口から溢れるということがありました。
なので、ストローで少し牛乳を吸ってストローをまた外してミルメーク入れるのがコツになるのですが、またこれがうまく吸わないとストローに牛乳が溜まった外してしまうことになって、パックからストロー外した瞬間に牛乳がボタボタっと給食ナプキンの上に落ちるという悲惨な状況も生み出していました。

思い出は美化される。学校給食の味の記憶も美化されている。という話を聞いたことがあります。たぶん、ミルメークも昔に比べて改良されているんでしょう。それでも、こうしてミルメークがミルメークであること、大人になってもその味を楽しめることを確認すると安心する。それってとってもいいことやん、なんて思ってしまうのです。

犬神家の一族 (映画 2006年)

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昭和2×年2月、那須湖畔の本宅で信州財界の大物・犬神佐兵衛(いぬがみさへえ)が莫大な遺産を残してこの世を去った。佐兵衛は生涯に渡って正妻を持たず、それぞれ母親の違う娘が3人いたが、彼女たちは皆、遺言状のことばかりを気にしていた。唯一、佐兵衛の死を悼んでいたのは、彼の恩人野々宮大弐(ののみやだいに)の孫娘で佐兵衛もかわいがっていた珠世(たまよ)であった。
同年10月、金田一耕助は、犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れた。犬神家の顧問弁護士を務める古舘恭三の助手・若林豊一郎から「近頃、犬神家に容易ならざる事態が起こりそうなので調査して欲しい」との手紙を受け取ったためであった。どうやら若林は佐兵衛の遺言状を盗み見てしまったらしい。しかし耕助と会う直前、若林は何者かによって毒殺されてしまう。
そんな中、佐兵衛の遺言状は古舘弁護士によって耕助の立ち会いのもと公開されるが、その内容は
「相続権を示す犬神家の家宝“斧(よき)・琴(こと)・菊(きく)”の三つを野々宮珠世に与え、遺産は珠世が佐清(すけきよ・長女松子の息子)、佐武(すけたけ・次女竹子の息子)、佐智(すけとも・三女梅子の息子)の3人の中から婿に選んだ者に与える」
という相続争いに拍車をかけるようなものであった。3姉妹の仲は険悪となり、やがて佐武が惨殺され、直前に佐武と会っていた珠世に容疑が向けられることとなる。

(引用 Wikipedia 犬神家の一族


2006年の日本映画。
監督市川崑、主演石坂浩二。

他に映像化作品が幾つもあり、稲垣吾郎版の金田一耕助ドラマでもやったすぐ後といっていい2006年にわざわざ劇場公開された『犬神家の一族』。

良い意味で野暮ったく、センスがある古臭さで、洗練させた手法であたかも洗練されていないような素朴な映像を演出している。作品に漂う品の良さは見事だ。

ただ、犬神家の一族といえば、松子と佐清、佐清と青沼静馬、佐清と珠世、珠世と猿蔵、松竹梅子の3姉妹とそれぞれの息子と佐智の恋人らの思惑と関係性を利用した狂乱という愛憎入り乱れたエピソードが場面が展開されるたびに生み出され、それが和風サスペンスらしい上質な妖しさを醸し出すのが面白いところで、その上でこの作品は限られた尺の中でどのエピソードに注力するのかというのに期待したのだが、どうにもそういった思い入れは感じられず、淡々と進められてあっけなく幕を閉じてしまった。

佐清登場時の白マスク姿の異様さとインパクト、菊を因ませた生首、波立つ水面から突き出た足といったお約束的になったグロテスク映像もあり、安心して楽しめる出来ではあるものの、あまり目新しさを感じず、本作ならではの良さというのが伝わってこなかった。

キャスティングが豪華で名前だけ見れば華があるものの、実際の作品は役者を活かして迫力を与えることができていなかったし、役者も作品の期待に応えて彩を与えることができていなかったように思う。

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