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読んで遊んで沈んだ記憶

主に日記です。

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冒険の書05 転職クエ



こんにちは。僕は今日、グレン領西に来ています。プクランドで延々と雑魚狩りをしている僕はほとんど他の地域に出たことがないのですが、転職するためにゴーレム討伐クエをこなす必要があるので、重い腰をあげて列車に乗り込みました。

グレン城下町はとても賑やかでした。ここがドラクエ10の世界の首都? と思わせるぐらい賑やかでした。
人ごみを抜け、僕は走る。荒涼としたグレン領を、ゴーレム目指して、ひたすら走る。
雑魚敵がプクランドとは違う種類のモンスターなので、モンスター図鑑埋め目的でたまにギズモとかと戦闘しながらゴーレム目指す。



いたぞ、ゴーレムだ。準備はいい?(サポートキャラに向かって)



パーティー構成は、戦士(自分)、魔法使い、武闘家、僧侶。自分以外サポートキャラ。
ゴーレムは、テンション上げてからの攻撃が痛かった。でもレベル20で受けられて22~25ぐらいでクリアするのが普通だというクエらしいので、レベル28で挑んだ僕には楽勝でした。
気になったのは、ゴーレムが重くて自分の戦士では押しても全く移動させることができなかったこと。逆にゴーレムに押されてじりじり移動させられてた。
まともに盾するなら重量上げの呪文とかが必要で、そうするとサポートキャラパーティでやるボスだと自分の存在価値あんまりないなと思った。位置取りで一応攻撃受け止めているっぽいんだけど。
もっとわかりやすい、標的固定とかヘイト上げの技能があればいいんだけどなあ。もしくは、もっと詳細にサポートキャラ(AI)の行動内容を設定できれば。





ゴーレムを倒して、酒場のところにいるダーマの神殿出張所に報告して転職可能に。
これでようやく僕も人気者の僧侶になれました。またレベル1からですけど。



今は裸状態の僧侶でサポートキャラが敵と戦うところを後ろから眺め、経験値を頂いてます。なに、このゲーム。これを残りの職でもまた繰り返してやるのです。そう、僕達のドラクエはこれからだ。

冒険の書04 一人なのに四人





あれから二日、やっとこさ僕も酒場で仲間を雇えるようになりました。
酒場や預かり所を利用するのに専用のクエスト達成が必要というところにもちょっとMMOっぽさを感じさせました。少しでもプレイ時間を伸ばすためにやむをえない措置なのでしょうか。

さて、ドラクエ10が他のMMOと違うとして目玉にされたのが、この酒場でのサポート仲間システムでした。
他のPCの方がログアウト時に酒場に登録したキャラをNPCとしてお金を払って雇えるこのシステム、実際に利用してみると確かに便利です。
欲しいタイプのキャラが希望レベル帯で必ずしも見つかるわけではないものの、ソロでも4人パーティで敵と戦えるのは心強いし、オフゲー感覚で気軽に遊べる画期的なシステムに感じました。人や職業によって強さがまちまちなので、他人の振り見て我が振り直せじゃないけど、同レベル帯の他キャラと自分のキャラの比較で勉強にもなります。

その自分のキャラなんですが、かなり弱い! 武器スキル振ってないのでとくぎや攻撃力補正がないのと片手剣+盾であることが相俟って全然ダメージがでないのが原因だと思います。酒場で雇ってくれた人、弱くてごめんなさい。
ドラクエ10では誰が自分を雇ってくれたかがゲームにログインした時、もしくは公式プレイヤーズサイトのマイページからわかるのですが、自分のキャラへの雇用が不調なことから、かなり不人気だということを思い知りました。
ああ、早く転職したい。僕は僧侶になりたい。僧侶なら、僧侶ならきっとこんな自分でも!

ゲーム内でやってることはほとんどが延々と雑魚狩り作業を続けることなので、例えばドラクエ9のように自分で命令出せる仲間キャラを1キャラでいいから作成と育成できるような楽しみが追加されるなど、よりオフゲー感覚で気軽にかつ幅広くあそべるような方向性を配慮した上で今後のゲームの拡張を行なっていただきたいなあとおもいます。

冒険の書03 ドラクエオンラインで黙々とスライムを100匹狩る



先行廃人の皆様から1週間遅れでようやく僕もドラクエオンラインデビューしました。
正直いうと、この1週間、僕はドラクエ10を買ったこと、ドラクエ10のためにWiiを買ったことを後悔していたんですが、きっとオンラインに入れば、オンラインに入りさえすれば違う。俺はamazonのレビューなんかには負けない。そう自分に言い聞かせてこの1週間、耐え忍んできました。

まず、インして思ったことは町広い。広いのはいいんだけど、それなら町の入口の方に宿屋や道具屋を配置して欲しい。宿屋が町の奥の方にあるとか嫌がらせとしか思えない。



とりあえず、少しストーリー進めた後、レベル上げと金稼ぎ兼ねて町の外でスライム狩る。ひたすらスライム狩る。ひとり用サーバーでスライム狩り続けてると、戦闘中に外から「おうえん」してくれる人がいる。それに対して「ありがとう」「どういたしまして」のささやかなコミュニケーションがあったりして、一人でもちょっと温かい。キャラのテンションがわずかに上がるけど、俺のテンションもちょっぴり上がる。流行の気軽に繋がるSNS的なものを意識して作られているのを感じさせる。



延々とスライム狩った。100匹以上狩った。たぶん、100匹なんて全然大したことない、と思えてしまうのがネトゲの怖いところ。オフゲのドラクエで100匹もスライム狩らないだろ。狩ってもブーメランやイオで一掃だろ。これは一度の戦闘で1匹ずつですからね。ひたすらスライムを叩き続けるのです。しかも、何発か攻撃食らわしてようやくスライムが倒れてくれますからね。それで、経験値1、1ゴールドの報酬です。
ええ、ドラクエ10は立派なネットゲームになっていると思いました。

町の施設配置の他に、チャット周りが不便なのと、スキルシステムがドラクエ9とほとんど変わらないのでスキルポイントと固有スキルのステータス補正を目当てに最終的には全職業をやらないといけない仕様になっているのが気になった。

冒険の書02 オフラインモード



まだWiiがネットに繋がらないけど、インストールは終わったので物語導入部のオフラインモードをプレイしてみることに。





キャラ作成。自PCは人体実験されたサイヤ人というテーマで作成。兄弟姉妹キャラも作れたので、こちらは無難なグラで姉キャラを作成。



地図を開けば施設やNPCの位置が簡単にわかるし、地図開いたまま移動できる親切設計で迷子になりにくいのは嬉しい。地図の大きさとか透過度をカスタマイズできればもっとよかったかも。もしかしたら、できるのかもだけど。





レベルアップと装備でかなり戦闘難易度が変わる。装備箇所が沢山ある。装備グラも一箇所毎に用意されていて細かい。



戦闘は単調。今はまだ仕方ないのだろうが、たたかう連打ばかりだった。
オフでちょっとやってみた段階だと盾キャラとかが敵を押して味方後衛に近づけさせないようにするのが戦略なのかなと感じた。ただ、魔法使いも回復役(僧侶)もMPがなくなると杖で敵を殴ってMP回復させる仕様なので、敵に近づいた瞬間に痛いのもらいそう。もしかしたら後衛職の方が面白いかも。
どのタイミング(後どれぐらい)で自分の行動ができるようになるのか。行動順はどうなのかが自分がやった範囲だとわからないので、いまいち駆け引きを見出し辛い気がした。

それと、ホイミとか薬草とか回復にいちいちモーションがあってテンポが悪い。ドラクエでお馴染みの壺やタンスの中身をコソ泥するのですらそんな感じ。移動も街やフィールドの広さに対してちょっともっさり気味。







とりあえずのボスを倒すとオンラインモードに切り替える事ができる。種族をプクリポ、職業を戦士に設定しておいた。オフラインモードにはまだ続きがあって、兄弟姉妹キャラで冒険を楽しめるみたい。

ここまでやった感じだと、8のグラと9のゲームシステム、そして、薄く引き伸ばされたクエストに達成までのテンポが落とされた悪い意味でMMOっぽくなってるのかなあという印象。実際にオンライン入ってみないとわかりませんけども……。

冒険の書01 インストール





そう、ドラクエ10はインストールが必要なのでした。
このインストールが1時間ぐらいかかりまして、インストール完了した頃にはヘロヘロになっていました。待つってなんて大変なことなのでしょう。待たせるってなんて罪なことなのでしょう。
時間をきちんと守る人ってどんなに優しくて寛大であっても、きっと待つのが大嫌いだと思うんです。そう思うことが優しさだと考えています。僕も今までに人を待たせた経験が沢山あります。許してもらったことも叱られたこともあります。怒られると悲しいですが、自分の身になってみると笑って我慢を強制するよりは怒ってもらえた方がいいのかもしれないと思います。
ネットゲームでも人間関係を続けていると役割のようなものが出きてきて、待たせる側の人と待つ側の人に分かれてきます。ところが、奔放そうなネットゲームもフラットな立場という幻想の上に豊かな感情と鋭敏な感覚で以って社会が構築されているだけにそういうマナーにとても厳しかったりします。時に、あなたにとってこの壮大な趣味とプライベートの空間が狭量で排他的に感じることがあるかもしれませんが、それがリアルでは味わえないネットゲームの面白さと、人間がいるゲームの妙と、挫けずに冒険の旅を続けていただきたいと思います。

冒険の書00 見てるだけ





とうとう発売が来たドラクエ10。僕の手元にも来ました。でも、諸事情でWiiがネットに接続できなくなってしまったので土曜か日曜までプレイできそうにありません。
オンラインに繋ぐまでに世界観の説明兼ねたオフラインのモードが2時間分ぐらいまであるらしいのでネット接続できるようになるまでにそちらをやっておこうと思います。

なんでしょう。この醒めた感覚。祭りはね、準備が楽しいんすよ。

ドラゴンクエスト10への道その4 ツナイデントで夢のプレステ感覚





Wiiちょこちょこ使い始めて数日、ヌンチャクがリモコンコントローラーを補助する拡張コントローラーとしての役割を果すことを理解しました。ヌンチャクなんて絶対使わないと思ったから速攻箱にしまったのに、アナログスティック使いたいならヌンチャクをリモコンに接続しろだなんて。

そして、これがとても使いにくい。バランスが良くない。リモコンとヌンチャクがバラバラでしっくりこない。これでは僕のようなゲーム廃人には辛すぎる。これがWiiのデフォルトコントローラーだなんて、あまりも残酷ではないだろうか。このとてもゲーマー向けとは思えないWiiというハードのみでドラゴンクエスト10を出すだなんて、大丈夫なのだろうか。Wiiが当たり前の環境で育つ子ども達のことを想像してみる。レ・ミゼラブル。

好きとか嫌いとか最初に言い出したのは誰かしら? ときめきメモリアルの女の子達の制服のスカートからスリップが覗いていた事に胸をときめかせながらデカスリートしてた世代としてはこんなリモコンコントローラーでは絶対無理。世界と戦えない。これではドラクエ10は絶対無理。王様にもらえる武器がひのきのぼうなのは許せても、Wiiのリモコンコントローラーは絶対無理。

そんなわけで、PS2/PS用コントローラーをWiiで使用できるようになるツナイデントというゲームパッドコンバータを購入。こりゃーいい。そう、21世紀、僕達はこんなゲームを待っていた。まともにゲームパッドでプレイできることがこんなに幸せだったなんて。

知らなかったの? 伝説の樹の下で女の子からの告白で生まれたカップルは永遠に幸せになれるのよ。そのためには容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能でなくちゃいけないの。根性も必要なのよ。流行に対する高いアンテナも必要なのよ。Wiiのリモコンぐらい扱いこなして軽快にプレイしてみせることが男らしさじゃないの? 俺はね、藤崎さん、実は、虹野さん派だったんだ。

ツナイデントはどうもボタン配置でR1とR2が逆になってるらしいですが、気になるのはそれぐらいで、驚くほど操作の快適度が上がりました。自分はホリの連射機能つきのパッドを使っていますが、ツナイデント自体に連射機能もついているので、ソニーの純正パッドでも連射が使えるようになるのがいいですね。パッド対応のMMORPGをやり込むのに連射機能はほぼ必須ですからね。これでドラクエ10の準備は完了したといっていいでしょう!

ドラゴンクエスト10への道その3 WiiたぶんOK



USBLANアダプタとUSBハブが届いて、これで後は肝心のソフトさえ来ればドラクエ10を最低限プレイするための環境は整ったといえるようになったので、Wiiの動作チェックしてみました。

Wii設置で戸惑ったのがリモコンを感知するためのセンサーバーの存在。センサーバー? 説明書を読んで、なるほど、これのおかげでリモコンで無線プレイできるのね。なんかもう既に時代の先端技術についていけない感じになってたけど、なんとか設置して、Wiiスイッチオン。おお、ついた。動いて当たり前だけど、新しいハードがちゃんと動いてくれると新鮮な感動があって嬉しくなります。
だけど、リモコンのボタン押してるのに画面が先に進まない? なんで? と思ったら、リモコンに電池が入ってなかった。リモコンには単三電池が2本必要でした。



リモコンも動くようになってWiiの画面進めるとメニュー画面に。早速ネット接続のチェック。お、どうも接続成功だから有線LANアダプタを使ってのネット接続はOKってことかな。

Miiとか作ってみる。要はアバターですね。ここでキーボードの動作もチェック確認。
次に、お天気チャンネルとニュースチャンネルってのがあったので、どんな感じかポチっと押してみる。あれ、なんかチャンネルに入ってないって出てエラーが出る。あれ? そのチャンネルに入りたいんですけど。ネットは接続OKなのに。どういうこと? 別にお天気とかニュースは見られんでもいいんですが、ドラクエ10がプレイ出来ないと困るわけで、どうなのかな、大丈夫なのかな。後でまた調べてみよう。



お天気とかニュースはよく分からなかったので、Wii動作チェック用に買ったドラゴンクエストモンスターバトルロードビクトリーをプレイ。ドラクエのキャラがアクションするのは見ててそこそこ面白いけど、新品900円で買えただけあって、ゲームとしてはいまいちな感じ。

Wiiメニューの時から思ってたけど、リモコンの操作がやりづらい。いちいちテレビの方向にリモコン向けながらマウスポインタみたいなの動かしてクリックの繰り返しをしなければならないのは苦痛。

やっぱりクラシックコントローラーかツナイデントは買うべきか。リモコンの他にヌンチャクとかいうのがついてたけど、形状的にリモコンよりもゲームプレイに向いてなさそう……。

Wii、まともにゲームやるだけのためにどうしても周辺機器が必要になっちゃうなあ。WiiUもこんな感じになるんでしょうかね。

ドラゴンクエスト10への道その2 我が家にWiiがやってきた







いよいよドラクエ10発売まであと1ヶ月を切りました。
ギリギリになってきて、ようやくプレイする環境を整え始めています。
先日、Wii本体が届きました。中古でもネット接続には問題ないらしいですし、今の時期に新品でWii買うのもなあと思っていて、どうせ使っても2年ぐらいだろうから、中古にしちゃいました。状態はなかなか良さそうな物で取扱説明書付き1万円ぐらいでした。

まだ実際に電源を入れて起動させてませんが、状態は確かに良さそう。本体は想像以上にコンパクトだなあというのが第一印象。PS2の半分以下じゃないでしょうか。

早いところネット接続含めた動作チェックしたいのですが、それも含め、まだいくつかドラクエ10をプレイするために周辺機器を購入しなければならない状況。追々揃えていきたいと思ってます。

キッズタイム

シリーズ初のオンライン対応となる『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』は、パッケージの購入のほか、オンラインサービス利用料金として「利用券」の購入が必要となっております。
しかしながら、本作をお子様でも気軽に遊んでいただけるよう、利用券を買わずに無料でプレイできる時間帯「キッズタイム」を用意いたします。
この度、その詳細が決定いたしました。
■キッズタイム
月曜日~金曜日(祝祭日を含む) 16時~18時
土曜日・日曜日 13時~15時

※曜日・時間帯などは今後変更になる場合がございます。
※キッズタイム終了の一定時間前にゲーム内で告知が表示され、キッズタイムが終了すると利用券を購入していないお客様は自動的に冒険の状態を記録後、サーバーから切断される仕組みとなっております。
※『キッズタイム』につきまして、具体的な年齢制限を設ける予定はございません。
ただし、本サービスはお子様を対象としたものである点はご理解の程よろしくお願いいたします。

(引用 ドラクエ10公式サイトのニュース


注目されていたドラクエ10が採用するキッズタイム(課金してなくても無料でプレイできる時間帯)についての詳細が発表されました。祝祭日も含んだ月~金曜日が16時~18時、土曜日と日曜日が13時~15時までのようです。
ゲーム馬鹿の自分の予想ではもう少し奮発して、平日15時~18時と20時~22時までの計5時間、休日9時~11時と13時~16時と20時~22時の計7時間ぐらい来るんじゃないかと思ってましたが、結果は平日も週末も時間帯が変わるだけで2時間でしたね。

キッズというぐらいだから想定されている層というのは小学生ぐらいまでなのだろうなとは思っていましたが、ネット上でよく見るドラクエというメジャータイトルのオンラインゲーム化による青少年への影響を心配する批判の声というのはもう少し上の中学生、へたすると高校生ぐらいまでも含んだ「子ども」が対象だったので、本当にキッズが対象なんだなという時間設定に若干の違和感がないわけでもありませんが、小学生が下校して家に帰ってきてからママに夕飯を呼ばれる夜の18時ぐらいまでの時間帯に絞ったのは、家族で食べる夕ご飯、一家団欒、宿題、睡眠、といった子どもの生活とそれを保護する親への配慮を感じました。

でも、据え置き型のゲーム、娯楽・遊びでこれだけ場所とスケジュールがタイトに決められるというのは前時代的というか、テレビプログラム的というか、ファミコンアワーというか、習い事的というか、親による管理・干渉的なものが強いというか、子どもが好奇心旺盛で多感であればあるほど無茶があるような気がして、それがまた逆に今風なのかなとも思うわけですが、如何でしょうか。
大なり小なり、子どもがすることってそういう大きな制約が付きまとうものですけど、ゲームで、プレイ時間だけじゃなくて、プレイする時間帯まできっちり決められて、それがドラクエの冒険の旅だって認識しながら育つというのは僕的には切なく感じてしまうところもあります。

だから、あくまで僕の感覚でいうと、結局、キッズタイムは体験版的にしか機能せず、まともに遊ぶなら親に課金をお願いし、課金を許してもらえないならドラクエ10から去っていくしかないんじゃないでしょうか、となってしまいます。
既定路線として、どうしても所謂ネトゲ廃人というものが低年齢層に生まれることにはなるでしょうし、そのことで程度はともかくドラクエも批判されることにはなる。
その時に、スクエニとしてはキッズタイムをわざわざ設けたのだから子どもを甘やかした親の責任だとか、ありがちな図がキッズタイム制というものがあるだけによりわかりやすく浮かび上がってくることになるんでしょうけども、そういうわかりやすい批判にもしもスクエニが甘えるようなことになるのであれば、僕はキッズタイムよりも、最初から対象年齢を上げて子どもにはプレイさせないようにするとか、海外のタバコのパッケージのようにオンラインゲームの危険性を警告するとかで対策をして欲しかったなと思うことになるでしょう。
そのあたりは実際にサービスが開始された上での経過を見守るしかないですし、うまくいけばいいなと自分としても思ってはいるんですけども……。

さて、ここまでいい子ちゃんぶってました。
俺は本当はガキのことなんてどうでもいいんだよ!
キッズタイムを踏まえて、子どもが1日2時間、実質的なプレイ時間は60分から90分ぐらいだろうか。そのプレイ時間で、ドラクエ10という世界は存分に堪能できてしまう程度に薄いものなのか。それが気になるし、不安ではある。

キッズタイムはあってもいいんだけど、キッズタイムにゲームが配慮しすぎて難易度が極端に抑えられているとか、重厚なクエややりこみ要素がないとかだと、結局、インしてもすることがなくなるわけで、暇人がゲームにインをしなくなる。
やっぱりオンラインゲームというのは人がいてナンボ、いくらソロプレイができるといっても、それすら人がいる温もりのある世界であることが前提。
で、その人を集めるのはゲームであるならやはりゲーム性でしょう。
廃人とライトユーザー、それぞれに納得して楽しんでもらえるバランスの取りかたというのは難しいのでしょうけども、ネットゲームというのは、常に世界の奥深さをと謎を追求し続ける楽しさがないといかんと自分は思うし、やることがチャットしかなくなる、ゲームであることを諦めてコミュニティ要素に甘えた運営側の怠慢が目立つようなことになれば、自分はさっさと見切りをつけることになると思う。

あと、課金する予定の者としてはキッズタイム中はプレイヤーのモラル・質が著しく低くなりそうなのも気になる。
よほど酷ければその時間を避けるか内輪でパーティを組めばいいんだろうが、キッズタイムな人同士で果たしてどういうコミュニティと文化が築かれていき、それがゲーム内世界にどういう影響を与えていくようになるのか。
時間制約があり、それが柔軟性をあまり持たないためにクエスト(パーティー)の途中抜けなどが問題になりそうだが、パーティーからの脱退を気軽に、脱退者の補充を手軽にすることが出来るのだろうか。ローカルルールの押し付けではなく、システム面できちんとフォローすることが出来るのか。
ネットゲームにおけるパーティーのリーダーは非常に面倒な役回りなので、パーティー作りと欠員補充の難易度が高ければ高いほど、途中抜けへの批判とプレッシャーが強くなるだろう。

ベータテスト参加してないから、実物がどんなものかわからないけど、ドラクエ10にはドラクエであること、ゲームであること、飽き果てるまで喰らわせつつも足りぬ世界であれ、喰らい尽くせぬ世界であれ! というようなことを期待しています。

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